21. 酔っ払いエビ 
 酔蝦 (酔っ払いエビ)最初の料理は、私達が一度は食べてみたいと思っていた「酔蝦(ジュイハー)」。いわゆる「酔っ払いエビ」。四人分以上とメニューに書いてある。係のオジサンもそういっていた。だけどね、食べたいものは食べたいんだよ。四人分食べりゃイイんでしょ。と無理やり注文しちゃったんだ。 
  
テーブルの横に用意された台の上で儀式(料理)が始まる。生きたエビの入ったガラスの器の中に、お酒(たぶん紹興酒)が注がれる。ブッたまげたエビたちは、器の中で大暴れを始める。 香港でもこの料理を目にすることは珍しいのか、周囲のテーブルの客たちも注目している。ちょっと照れくさいね。  
暴れていたエビたちが大人しくなれば、今度は火にかかった鍋の中へ。私達のおかげで、エビたちも良い迷惑だねえ。  | 
 
さっとゆでた酔っ払い蝦を、家内と私の皿に取り分けてくれた。なるほどプリプリと美味いね。だけど、期待していたほどの魔法の味ともいえないなあ。  
と思っていたところへ登場したのが、右の画像にある澄んだスープ。酔っ払い蝦をゆでた鍋の中のスープだ。このスープを口にして納得 !! この料理の真髄はエビじゃなくて、このスープにあったんだ。こんなスープは口にしたことが無いよ。 
 
 
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