東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅
というテーマなのですが、 ・・・ 今回は、

食べ歩き香港 - 入門編
2001 年 8 月


21. 酔っ払いエビ

幻想的な雰囲気の文武廟を見て、キャット・ストリートでドラゴンを買い、楽茶軒で中国茶を買った後、ホテルに戻る。

シャワーを浴びて汗を流し、ジャケットに着替える。と書けば、もうわかっちゃうと思うけど、ディナーに出かける準備なんだ。

昨夜の反省から、汗をかく可能性の高いスター・フェリーを避け、冷房の効いた地下鉄で九龍の尖沙咀に渡る。

今夜のレストランのあるグレート・イーグル・ホテルまでは、地下鉄の尖沙咀駅から歩いて数分というところかな。

唐閣 タン・コート T'ang Court

  • 鷹君酒店 尖沙咀北京道 8号
  • Great Eagle Hotel, 8 Peking Rd., Tsimshatsui, Kowloon, Hong Kong

  • Tel 2375-1133


酔蝦 (酔っ払いエビ)

最初の料理は、私達が一度は食べてみたいと思っていた「酔蝦(ジュイハー)」。いわゆる「酔っ払いエビ」。

四人分以上とメニューに書いてある。係のオジサンもそういっていた。だけどね、食べたいものは食べたいんだよ。四人分食べりゃイイんでしょ。と無理やり注文しちゃったんだ。

(出たよ、得意のワガママ。言い出したら、聞かんからなあ。)

エビに酒を注ぐ テーブルの横に用意された台の上で儀式(料理)が始まる。生きたエビの入ったガラスの器の中に、お酒(たぶん紹興酒)が注がれる。

ブッたまげたエビたちは、器の中で大暴れを始める。

香港でもこの料理を目にすることは珍しいのか、周囲のテーブルの客たちも注目している。ちょっと照れくさいね。

エビを鍋の中へ 暴れていたエビたちが大人しくなれば、今度は火にかかった鍋の中へ。

私達のおかげで、エビたちも良い迷惑だねえ。




酔っ払いエビ さっとゆでた酔っ払い蝦を、家内と私の皿に取り分けてくれた。なるほどプリプリと美味いね。

だけど、期待していたほどの魔法の味ともいえないなあ。

酔っ払いエビのスープ と思っていたところへ登場したのが、右の画像にある澄んだスープ。酔っ払い蝦をゆでた鍋の中のスープだ。

このスープを口にして納得 !! この料理の真髄はエビじゃなくて、このスープにあったんだ。こんなスープは口にしたことが無いよ。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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