東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

春のポルトガル

(1998年5月)


04. 七つの溜息の宮殿ホテルの庭を散歩(ポルトガル)

今夜のディナーは8時からの予定だ。それまでの時間は、森に囲まれた宮殿ホテルの庭を散歩してすごす。

シントラを見下ろす山上のペナ城

ペナ城 宮殿ホテルの庭から見上げる山の上からは、お城(右の画像)が見下ろしている。

19世紀中頃のポルトガル王フェルナンド2世が建てたペナ城だ。標高500メートルの岩山の上に立っている。

ペナ城までタクシーで行くことも出来るみたい。私たちには行く時間も無いんだけどね。

花の咲く宮殿ホテルの庭

庭のあちこちに咲いている花を眺めたり、日当たりの良い場所に腰を降ろしたり、庭の片隅のカフェでお茶を飲んだり ... 観光しなくても、ここにいるだけで満足できそう。天気の良さと手入れの良い庭のおかげだね。

宮殿ホテルの手入れされた庭




宮殿ホテルのディナー

さて、ディナーの前に部屋に戻る。風呂に入って着替えをしなきゃね。ネクタイまでは不要だけど、ジャケットは着ておいた方が良いみたいだから。

今夜のディナーの前菜は、プレズント(ポルトガルの生ハム)とパイナップル。この生ハムは、なかなか美味い。但し、私は生ハムに合わせるならば、パイナップルよりもメロンよりも、干したイチジクのほうが好きだけどね。

メインは三種類の魚のテンプラだった。正式な料理の名前はわからないけど、少なくとも日本のテンプラの御先祖様みたいなものだな。

ダンの白ワイン

ダン(ポルトガル)の白ワイン 今夜のワインは、ダン Dao の白ワインを選んだ。Duque de Viseu という名前のワイン。(読み方がわからないから、そのまま横文字で書くしかない ... 。)

ロンドンからリスボンに向かう飛行機の中で読んだ機内誌に、ポルトガルのワインについて解説してあるページがあったんだけど、このワインはポルトガルを代表する白ワインだと書いてあったんだ。だから、このワインを選ぶのに迷いは無かったね。

(とエラそうに書いているけどね。その機内誌のワインのページを破り取って、ポケットの中に大事にしもてるやんか。要はカンニングみたいなもんやな。)

そんな密かな努力の甲斐があり、キリッとした辛口の白が魚のテンプラとピッタリ。と思ったのは私だけだった。家内に言わせれば、あまりにドライだとのこと。味覚は難しいよ。

ダン Dao のワイン(ポルトガル)

  • ダン Dao は、ポルトガル中北部の内陸地帯、ドウロ川の南にある。ヴィニョ・ヴェルデを生産する地域の南東にあたる。

  • かつてボルドー(フランス)のワイン生産者がダン地方に移住し、ボルドーのワイン醸造技術を伝えたこともある。

  • ポルトガルでも最も著名な赤ワインと、少量ながらも辛口で良質の白ワインを生産する。

    ワイン生産の組合化が裏目に出て、ダンのワインの品質が低下していた時期もあったらしい。しかし、最近は品質も回復しているとのこと。

宮殿ホテルの庭から見た大西洋の夕陽

食事も終わり、歓談の時間。ところが私は禁断症状の時間。もう限界だ。一人で庭に出てタバコに火をつける。ホテルの庭は既に真っ暗。しかし、かなたの大西洋では、まさに夕陽が沈もうとしているところだった。最高の一服だねえ。

七つの溜息の宮殿ホテルから見た大西洋の夕陽

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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