東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

ヨークと泉の修道院(イギリス)

07. セント・メアリー教会と鹿たち (スタッドリー王立公園)

セント・メアリー教会

スタッドリー王立公園の中のファウンテンズ修道院(アビー)跡を歩き、ウォーター・ガーデンのほとりのティー・ルームでアフターヌーン・ティーを楽しんだら、再び歩き始める。

スタッドリー王立公園の中にあるセント・メアリー教会(イギリス)

上の画像は、スタッドリー王立公園の中にあるセント・メアリー教会。西暦1878年に完成したゴシック・リバイバル様式 ・・・ の教会なんだそうな。この教会を建てたのは、リポン侯爵家。ジョン・エラズビーが造ったウォーター・ガーデンなどの庭園は、やがてヴァイナー家に相続され、そのヴァイナー家のお嬢さんの嫁ぎ先がリポン侯爵家だったと。

スタッドリー王立公園の中の鹿たち

セント・メアリー教会の周囲には、木立が広がっている。そのあたりは鹿公園になっているんだそうな。そんな木立の中から姿を見せてくれたのが鹿の群れだった。この鹿公園には、数百頭の鹿がいるらしい。イギリスで牛や羊を見かけることは珍しくも無いが、鹿を見るのは初めてだ。

スタッドリー王立公園の中の鹿の群れ(イギリス)

余談ながら、スコットランドでは野生の鹿を見かけることがあるらしいよ。私たちは車でスコットランドをぐるっと回ったけど、鹿には出会わなかったんだけどね。

ナショナル・トラストとヘリテージ

ファウンテンズ修道院を含むスタッドリー王立公園全体を管理しているのは、ナショナル・トラストだった。ビジター・センターの入口でナショナル・トラストの会員証を見せると入場が無料となったよ。

余談ながら、イギリスのあちことの自然の豊かな場所や歴史的な場所の多くは、ナショナル・トラストやイングリッシュ・ヘリテージが管理していることが多いね。ちなみに当時の私たちはナショナル・トラストとウェルシュ・ヘリテージの会員だった。

言うまでもなく、ウェルシュ・ヘリテージは、イングリッシュ・ヘリテージのウェールズにおける姉妹組織なんだけど、イングランドやスコットランドでも会員証は有効だったね。


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