梅雨の大原・京都
ガーデニング日記 「急性ラベンダー症候群」

梅雨の大原・京都


35. 坂本竜馬と中岡慎太郎の墓(東山)

ノドモトを過ぎれば、「暑さ」を忘れると世間では言う。確かにその通りで、高台寺では滝のように汗をかいていた私も、涼しい漬物屋さんで買い物を楽しんでいる間に、「暑さ」のことなんてすっかり忘れていたわけだ。

そのおかげで「坂本竜馬の墓」を見に行こうという家内の誘いに、うっかり乗ってしまった。

なお、誤解の内容に書いておくが、家内が坂本竜馬を中心とする幕末の志士たちに興味があるなんて、聞いたことも無い。たまたま彼らの墓地が、ココから遠くないのを知って、行ってみようと思ったに過ぎない。早い話がミーハーな動機に引きずられている。

坂本竜馬の墓

実は私も坂本竜馬の墓には行った事が無い。だから、それが山の中腹にあるなんて知らなかったわけだ。

しかし、知らなかったで済まされるほど世間も家内も甘くはない。再び汗を流しながら、坂道を登り続ける羽目になってしまった。

坂本竜馬と中岡慎太郎の墓 そして、ようやく辿り着いた坂本竜馬の墓(右の画像)。その隣にあるのは中岡慎太郎の墓だ。

円山公園にある銅像と同じく、お墓も仲良く並んでいるんだねえ。

それにしても、お墓の前に鳥居が立っているのには、ちょっと驚いたね。竜馬さん、墓の中で「わしゃいつから神様になったんじゃ ... 」って頭を掻いているかもしれないねえ。

坂本竜馬の墓 鳥居はともかくとして、維新の英雄の墓が小さいことも意外だったね。

とは言え、竜馬さんならば、「わしゃ墓石なんざあ、いらんけえ。」と言いそうだから、これで良いのかもネ。

(土佐弁がヘンだったら、ごめんなさいね。司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」があれば、土佐弁の勉強も出来るんだけど ... 。)




汗をかきながら登ってきた甲斐があると思わせるのは、墓地からの景色。京都を見渡す(下の画像)ことが出来るんだ。確かに景色は良い。だけど、海が好きだった竜馬さんは、海の見えるところに墓があれば良いと思っているかもしれないねえ。

京都遠望

坂本龍馬と桂浜

その後、土佐の高知の桂浜へ遊びに行きました。もちろん、坂本龍馬の像にも御挨拶。その像を見たい方は、ココをクリックして下さいね。(但し、逆光だった為に龍馬の顔が良く見えないんですけど ... 。)


【参考】ホテル検索 (JTB)


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