梅雨の大原・京都
26. 東林院の精進料理(花園)
野菜で出来た沙羅の花 ![]() 精進料理が今日の脇役グループとすれば、この沙羅の花は準主役というところかな。(大原で見た沙羅の花については、ココをクリック。) |
薬水 精進料理だろうと何だろうと、美味しいものを食べるときには、それなりの飲み物が必要だよね。 「すみません !! ビール ... じゃなくて、麦薬水をください。」 ![]() その他には、薬水(清酒)や冷薬水(冷酒)なんてのもある。じゃあ、ワインは葡萄薬水だろうか ... 。 お品書き 食事を終えて奥の座敷を出るときに、廊下に貼ってあるお品書き(下の画像)が目に入った。その左端に書いてある名前が「阿じろ」。妙心寺の門前にある精進料理専門の料亭の名前だ。なるほど、今日の料理も美味しいはずだよねえ。ちなみに、食事代も拝観料に含まれている。精進料理代・お茶代込みで、拝観料は 5,250円でした。 ![]() もう一度、上の画像を見てくださいな。右端のほうに「沙羅の花を愛でる会」と書いてある。そう、この季節の東林院の「旬」というのは沙羅の花のことなんだねえ。 お堂の中で熱心に庭を見詰めていた人々は、沙羅の花を見ていたわけだ。では、そろそろ私たちも沙羅の花を見に行きますかね。
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