ガーデニング日記 「急性ラベンダー症候群」
梅雨の大原・京都
19. 曼殊院の庭(一乗寺)
曼殊院の入口に掲げられている論語の言葉「
媚竈
」(びそう)のおかげで、話の筋がグチャグチャになっちゃった。ここで少し体勢を立て直そう。
曼殊院
8世紀、伝教大師最澄によって創建された。但し、当時は比叡山にあり、「東尾坊」と称されていた。
12世紀初頭、「曼殊院」と改称された。
江戸時代初期、良尚親王により、曼殊院が現在の場所(京都市の北西部にある一乗寺)に移された。良尚親王は、桂離宮を造営した八条宮智仁親王の次男であり、曼殊院と桂離宮との間には様式の類似性がある ... らしい。
良尚親王は茶道・華道・書道・香道・画道・歌道に造詣が深く、この曼殊院では江戸時代の公家文化を見ることが出来る ... と資料に書いてある。
曼殊院の中には、良尚親王の手による作品も残されている。
が、私にとって印象的なのは、やはり庭。遠州流の枯れ山水なのだそうだ。
建物の簡潔で直線的なシルエットと庭の色と形の柔らかさのコントラストが良いよね。
大原で見た
溢れるような緑
とは違って、制御された緑の美しさ ... かな。
【参考】ホテル検索 (JTB)
大原(京都)
京都市内
京都駅前
洛北(京都)
次のページ
前のページ
|
旅程表
姉妹サイト 「イタリア三昧+マルタ」
イタリアとマルタに興味のある方は、姉妹サイト「
イタリア三昧+マルタ
」をチェックしてみてくださいね。
ローマ
、
フィレンツェ
、
ナポリ
、
ピサ
、
アマルフィ
などイタリア各地、
マルタ島とゴゾ島の入門編
や
聖ヨハネ騎士団にゆかりのマルタ
を尋ねた旅行記を集めました。
Copyright (c) 2001 Tadaaki Kikuyama
All rights reserved
このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。