梅雨の大原・京都
ガーデニング日記 「急性ラベンダー症候群」

梅雨の大原・京都


19. 曼殊院の庭(一乗寺)

曼殊院の入口に掲げられている論語の言葉「媚竈」(びそう)のおかげで、話の筋がグチャグチャになっちゃった。ここで少し体勢を立て直そう。

曼殊院
  • 8世紀、伝教大師最澄によって創建された。但し、当時は比叡山にあり、「東尾坊」と称されていた。

  • 12世紀初頭、「曼殊院」と改称された。

  • 江戸時代初期、良尚親王により、曼殊院が現在の場所(京都市の北西部にある一乗寺)に移された。良尚親王は、桂離宮を造営した八条宮智仁親王の次男であり、曼殊院と桂離宮との間には様式の類似性がある ... らしい。

  • 良尚親王は茶道・華道・書道・香道・画道・歌道に造詣が深く、この曼殊院では江戸時代の公家文化を見ることが出来る ... と資料に書いてある。




庭へ 曼殊院の中には、良尚親王の手による作品も残されている。

が、私にとって印象的なのは、やはり庭。遠州流の枯れ山水なのだそうだ。

建物の簡潔で直線的なシルエットと庭の色と形の柔らかさのコントラストが良いよね。

大原で見た溢れるような緑とは違って、制御された緑の美しさ ... かな。

曼殊院の庭


【参考】ホテル検索 (JTB)


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