梅雨の大原・京都
ガーデニング日記 「急性ラベンダー症候群」

梅雨の大原・京都


08. 実光院の庭を眺める(大原)

宝泉院で知り合った御婦人によれば、実光院の庭も素晴らしいらしい。実光院には私も入ったことがない。しかも、実光院は宝泉院からは目と鼻の先だ。せっかくだから、実光院の庭も見てみよう。

実光院入口

実光院の入口 実光院の門に入り、その入口(右の画像)に立つ。

用意されている鐘を鳴らす。すぐに出てきた女性の案内に従い、客殿に向かう。

庭を見渡す客殿の赤い毛氈に腰を降ろす。やがて出てくるお茶と和菓子。ここでも宝泉院と同じく拝観料 600円にお茶代が含まれている。

お茶を飲みながら、入口で受け取った資料を読む。現在の実光院は、昔の実光院と普賢院・理覚院の三つの僧坊が合併したものだとのこと。どれも宝泉院と同様に大原寺(勝林院)の僧坊として建てられたもの。なお、私たちが座っている客殿は、大正時代の建物だとのこと。




庭を眺める

かつての普賢院の庭は、江戸時代のものらしい。他方、廃寺となって荒れ果てていた理覚院の庭は、最近になって整備されたもの。今では、二つの庭が一体となっている。全体としては、比較的新しい庭のようだ。

そのせいかどうか、全体的に宝泉院と比べて明るい印象を受ける。私が空きなのは宝泉院の庭、家内は実光院の庭の方が好きだという。

実光院の庭を眺める


実光院では、庭や声明に関する説明をテープで流してくれる。観光客に対するサービスだと思う。が、これが少々うるさい。説明なんて不要だから、静かに楽しませて欲しい。と思うのは私だけかな ??

【参考】ホテル検索 (JTB)


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