梅雨の大原・京都
07. 宝泉院の庭(大原) |
額縁庭園 この庭は、「額縁庭園」とも呼ばれる。柱と柱が作り出す額縁の中に見る庭園(下の画像)というわけだ。 ![]() この庭は、見事な借景の庭でもある。極めて狭い庭だし、その向こうには大原の里の民家が軒を並べているにもかかわらず、生垣を以って隠されている。しかも、竹と竹との間に見える北山の風景を、まるで庭の一部のように利用しているというわけだ。 庭に向かって開け放たれた空間。梅雨には快適そのものだ。しかし、ここは真冬でも開け放たれている。ただ、いくつかの火鉢が置かれているだけだ。その火鉢で暖を取りながら、真冬の庭を眺めるのも悪くは無い。(これは20年前の話。今は変わっちゃったかな ??)
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