東西南北 春夏秋冬
ヨーロッパの旅
マルタ
2000 年 5 月
10. 聖アンジェロ城砦 -2
聖アンジェロ城砦に上り、屋上から周囲を見渡す。
右の画像は、ビルグとセングレアにはさまれたドックヤード・クリーク。
西暦1565年にオスマン・トルコの大軍が聖ヨハネ騎士団の本拠マルタ島に侵攻したグレート・シージの際には、クリークの入り口と奥に鎖が渡され、トルコ艦艇の侵入を阻んでいた。
また、クリークには小船による橋がかけられ、二つの半島に別れて防戦する聖ヨハネ騎士団部隊間の連絡に使われていた。
ヴァレッタ遠望
聖アンジェロ城砦の上からは、ヴァレッタも見えている。(下の画像)
半島の先端には聖エルモ城砦が見える。
トルコ軍による攻囲が始まってからも、ビルグと聖エルモ城砦との間は、夜の闇を利用して小船が行き交っていた。聖エルモ城砦に援兵を送り、負傷者をビルグに収容するために。
しかし、1565年6月22日、 5 隻の船に分譲したビルグからの増援は、トルコ軍の砲火によって行く手を阻まれる。聖エルモ城砦が陥落したのは、その翌日のことだった。
右の画像は、そんな歴史を持つ聖アンジェロ城砦に咲いていた花。
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