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マルタ 2000 年 5 月
2000年5月20日(土曜日)
6 時半に目がさめた。身支度をして 3 階のバーのテラスに出る。
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7 時半からホテルのレストランで朝食。ホテル・ブリティッシュという名前から、イングリッシュ・ブレックファストが出るものと勝手に決めていた私は、簡素なコンティネンタル・ブレックファストにガッカリである。 バス・ターミナル
8 時半にホテルを出発し、シティ・ゲートの外にあるバス・ターミナルに向かう。コンクリートの小さな建物が切符売り場だ。そこで一日乗車券を買う。 1.50 マルタ・ポンド( 390 円)。 乗り込んだのは 1 番線のバス。車両の中には禁煙と書いてあるが、運転手は煙草をくわえている。その運転手に「ヴィットリオーザに行くか ?? 」と尋ねる。「イエス」とぶっきらぼうな答え。 ドアを開いたままで、私を乗せたバスが発車。マルタでの初めてのバスの旅が始まった。(前回の旅では、車を借り切って見て回った。)
交通事故に大騒ぎ バスが発車して 15 分ほど走っただろうか。バスがコットネラ近くのラウンド・アバウト(ロータリーと言えば良いかな)に入った時、乗用車2台 が 衝突。幸いにも負傷者は無かったようだが、当事者の一人は車を飛ばして逃げてしまった。 残された当事者のオバサンは、車をラウンド・アバウトの真ん中に止めたまま大騒ぎを始めた。 私たちを乗せたバスの運転手も降りていって騒ぎに加わる。通りがかりの地元の老人も参加。更に神父さんも仲間に加わり、事故車の周囲では大騒ぎになった。 他方でバスの中でも乗客たちが口々に何かを叫んで、こちらも負けずに大騒ぎ。言葉のわからない私は、ひとり蚊帳の外。 はてさて、目的地に着くことはできるのかしらと不安になる。しかし、騒ぎにも飽きたのか、人々は事故車の周りから去っていく。運転手も戻ってきた。バスの旅の再開だ。 運転手はエエ男 バスは丘の上で停車。運転手が私に向かって、「ヴィットリオーザだよ。降りるんだろ。」と言ってくれた。 無愛想な奴だと思っていたが、エエ奴やんか。乗るときに私が尋ねたことを覚えていてくれたんだ。礼を述べてバスを降りた。
その無愛想なようで親切な運転手の画像が右にある。
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