歴史を偲ばせるサンタンジェロ城の壁サンタンジェロ橋を渡り、城門でチケットを買って、サンタンジェロ城に入る。そこで見上げたサンタンジェロ城の壁が右の画像。上の方は小奇麗に飾られているけれども、下のほうは昔の壁がむき出しになっているみたいだね。ひょっとすると、このサンタンジェロ城の壁の下部は、古代ローマ帝国皇帝ハドリアヌスの時代のものだろうか。 このサンタンジェロ城は元々は古代ローマ帝国の皇帝の墓として建設されたんだ。完成したのが西暦139年。その後、西暦217年まで歴代の皇帝たちが葬られていた。 ローマ教皇パウルス3世の部屋 アポロ・ホールサンタンジェロ城内の暗い螺旋階段を登り、いくつもの通路を通り抜けて辿り着いたのが、下の画像にある部屋。15世紀に作られた部屋を、16世紀前半のローマ教皇パウルス3世が装飾させたんだそうな。メディチ家出身のローマ教皇レオ10世の礼拝堂上の画像にある教皇パウルス3世の部屋の奥に、小さな部屋がある。そこで見かけたのが、右の画像にあるフィレンツェの名家メディチ家の紋章なんだ。ということは、この小さな部屋はメディチ家と関係のある部屋に違いないよね。 そして、この小さな部屋の一角にあるのが、下の画像に写っている祭壇。資料が不明確だから確信は無いんだけど、この部屋はメディチ家出身のローマ教皇レオ10世の礼拝堂だろうな。
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