東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅
というテーマなのですが、 ・・・ 今回は、

食べ歩き香港 - 入門編
2001 年 8 月


03. 初めて食べる香港の中華

ひと仕事

ホテルに荷物を放り込むとすぐに仕事に出かける。というのも、実は今回の旅は出張なんだ。だから、家内は一緒に来ていないというわけだ。

但し、中華料理の天国である香港出張を家内がタダで見送るわけがない。やせても枯れても香港だ。( 意味わからん ... 。)

今日は水曜日。私が仕事をしている間は家内は日本に残り、金曜日の夕方にやってくるという予定だ。そして、週末は「中華三昧」という手はずになっている。

初めて食べる香港の中華

家内が来るまでは仕事三昧 ... と言っても、食事をしないわけじゃない。夕方から始まった会議が終わると、香港の連中が中華料理を食べに連れて行ってくれた。( 期待しとったやろ ... 。)

ネオンの輝くビルの谷間のシーフード専門店。あのジャッキー・チェンが経営しているんだってさ。

漁人碼頭 Fishermen's Wharf

  • 香港銅鑼湾謝斐道 440号 駱克大廈地下
  • G/F., Lockhart House, 440 Jaffe Road, Causeway Bay, Hong Kong

  • Tel 2827-1188


食材を選ぶ

さて、案内されたテーブルに落ち着きビールを一口飲んだところで、香港で働く同僚が席を立った。私にも一緒に来いと言う。

カニ 何かと思えば、食材だ。自分の目で見て、食べるものを選ぶんだそうな。

階段の脇にはたくさんの水槽が並べられており、その中にはカニ(右の画像)や様々な魚介類が用意されている。

ロブスターを取るオジサン もちろん、自分で水槽の中から魚を取り出すわけじゃない。

「これを食べたい」と指示すれば、地元の漁師の格好をしたオジサン(右の画像)が捕まえてくれるわけだ。

食材を選ぶだけじゃない。選んだ食材について、料理方法を指定することもできる。中国語に堪能な同僚は、料理方法についても細かく指示を出していた。こいつもタダモノじゃないよ。




フカヒレのスープ、ガルーパなどなど

フカヒレのスープ フカヒレのスープ(右の画像)に続いて、小エビ、カニ、ロブスターなどの料理が続く。

なるほど ... ロンドンの中華も美味いけど、やはり香港だねえ。料理のヴァリエーションも味も確かに違う。

ガルーパ 今夜の締めくくりは「ガルーパ」(右の画像)。日本では、「ハタ」とか「グジ」と呼ばれる魚らしい。これは白い御飯に合う料理だね。

初めて食べる香港の中華。基本は広東料理なんだそうな。意外にあっさりした味つけだし、魚介類が多いし、これは日本人にはこたえられんわ。

最後に今夜のディナーのお値段だけど、上の料理に加えてビールや紹興酒をたっぷりと飲み、一人 6,000 - 7,000 円というところだそうな。フカヒレのスープを飲まなきゃ、もう少し安くなっただろうけどね。

本場の中華料理は違う !

しかし、さすがに本場の中華料理は違うね !! ロンドンで食べる中華料理も美味しかったけど、やはり香港の方が美味いよ。本場というのは違うよね。

ついでだけど、フレンチやイタリアンだって本場は違うよね。フランスやイタリアで食べる方が美味しいことが多いもの。但し、イギリス料理は別かもしれない。他の国で食べるイングリッシュ・ブレックファストの方が美味しかったりする。これは素材の問題かな。

但し、本場といっても微妙な点もある。フレンチだってパリとプロヴァンスでは違うし、イタリアンだってローマフィレンツェナポリでは料理が違うからね。私はどれも好きだけど。

中国語で「星の金貨」

食事の後、ホテルに戻り、部屋でテレビを見る。「星の金貨」をやっていたよ。セリフは中国語になっていたけどね。

それはともかく、どうも寒い。エア・コンのサーモスタットを見ると、なんと 15度に設定してある。これじゃ風邪をひいちゃうよ。25度にセットしておこう。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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