15. サラダ、豆のスープ、ヒンカリ、ピロシキ
私は車に乗り込んでからも、考え続けていた。この国に外国からの観光客が来れば、外貨を落としてくれる。
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昼食 トビリシに戻る途中で、イラクリが車を止めた。レストランの前だ。この店の豆のスープは地元でも評判なんだと、玉ちゃんが言う。生きることと罪について悩んでいた私の機嫌は、たちまち晴れ渡る。 前菜は生野菜のサラダ、パン、そして評判の豆のスープ。素焼きの深い壷の中から、スプーンでスープをすくって口に運ぶ。熱い !! しかし、なるほど美味いわ。 この豆は何の豆 ?? インテリの二人は知らないらしい。玉ちゃんの専攻は科学と経営学、イラクリは法律を勉強した。しかし、役に立たない二人だ。
ピロシキとヒンカリ
(書きながら、グルジア料理店に行きたくなってきたゼ !! )
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