東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

チェスターの週末(イギリス)

04. チェスターの近世の家々

チェスターに残る白黒のテューダー様式の家

歴史あるチェスターの街は、西暦1565年に火災に遭い、多くの家々が燃え落ちたらしい。他方で、大英帝国に君臨したヴィクトリア女王の時代には、古風な白黒の家を建てることが流行し、このチェスターにもその時代の建物も少なくないんだそうな。

イギリスのチェスターの街に残る西暦1503年頃のテューダー様式の家

でも、上の画像にある建物は、本物のチェスター最古の家なんだそうな。西暦1503年に建てられたテューダー様式の家らしい。西暦1506年にはテューダー朝のイングランド王ヘンリー7世(悪名高いヘンリー8世のお父さん)がチェスターを自治都市として認めたらしいけれども、それよりも古い家ということになるね。

チェスターの古い旅籠 パイド・ブル

続いては、チェスターの古い旅籠の一つのパイド・ブル(訳せば「まだら雄牛」・・・かな)。この建物は西暦1553年にはチェスター市の裁判官の住居だったんだそうな。

イギリスのチェスターの街に残る最古の旅籠の一つ パイド・ブル

17世紀、18世紀に改築されているけれども、建物の大部分は16世紀のものらしいよ。


次のページは 「05. クロスとロウズとタウン・ホール」



ヨーロッパ三昧 トップ・ページ

ヨーロッパの歴史風景

このサイト「ヨーロッパ三昧」には、下の姉妹サイトもあります。ヨーロッパに興味のある方は寄り道してくださいね。

ヨーロッパの歴史風景 バナー このサイト「ヨーロッパ三昧」の姉妹サイト「ヨーロッパの歴史風景」。ヨーロッパ各国の歴史に重点を置いてある。



Copyright (c) 2012 Tadaaki Kikuyama
All rights reserved
このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。

このサイトの運営は、あちこち三昧株式会社が行います。