フランス王ルイ14世太陽王が創設したアンヴァリッド 廃兵院昨日は世界遺産 モン・サン・ミシェルと中世の港町 サン・マロを見たんだけど、今日はちょいとだけフランスの首都パリを見て歩く。さほど時間も無いし、趣味も違うということで、今日は家内と私は別行動にしたんだ。ショッピングに向かった家内と別れ、私が向かったのはセーヌ川の南にあるアンヴァリッド(あるいは廃兵院)。下の画像がそのアンヴァリッド 廃兵院なんだけど、西暦1670年にフランス王ルイ14世(太陽王)が計画し、創設したものなんだそうな。 ![]()
ヴェルサイユ宮殿で名高いフランス王ルイ14世(太陽王)なんだけど、アウグスブルク同盟戦争やスペイン継承戦争など、あちこちで戦争ばかりしていた王様でもあったね。そんな戦争で傷ついた兵士たちや年老いた兵士たちを収容する為の施設がこのアンヴァリッド 廃兵院だったらしい。
アンヴァリッド 廃兵院とフランス革命このパリのアンヴァリッド 廃兵院の中には、軍事博物館も設けられている。その始まりは、西暦1872年に設けられた砲兵博物館だったらしい。そんなわけだからか、アンヴァリッド 廃兵院の中には、下の画像のようにたくさんの大砲も並んでいたりする。![]()
でも、そんな軍事博物館が設けられる前から、このアンヴァリッド 廃兵院には多くの武器弾薬が保管されていたらしい。そんな武器弾薬を求めて、無数のパリ市民がアンヴァリッド 廃兵院の前に集まったことがあった。それが西暦1789年のこと。
アンヴァリッド 廃兵院の軍事博物館上にも書いたアンヴァリッド 廃兵院の中の軍事博物館なんだけど、大砲などだけではなく、下の画像のような中世の武具なども展示している。![]()
西暦1896年には軍事歴史博物館も設置され、先に書いた砲兵博物館と軍事歴史博物館が統合されて、今のアンヴァリッド 廃兵院の軍事博物館となったんだそうな。
アンヴァリッド 廃兵院のドーム教会このアンヴァリッド 廃兵院の中には、二つの教会もある。その一つは西暦1679年に完成した退役軍人の教会。そしてもう一つが西暦1708年に完成したドーム教会。下の画像は、そのドーム教会の上にあるドームの様子なんだ。![]()
そして、私がパリでアンヴァリッド 廃兵院に来た目的は、このドーム教会の下にある。このドームの下には、フランス皇帝ナポレオンのお墓があるんだ。そこへ行くことが今日の私の第一のテーマなんだ。
All rights reserved このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。 このサイトの運営は、あちこち三昧株式会社が行います。
|