モン・サン・ミシェルで買ったプラールおばさんのクッキー世界遺産モン・サン・ミシェルの修道院から、右に左に迷いつつ、行き止まりかもわからない路地を歩きつつ、次第に下へと降りてきた。そして土産物屋さんで買ったのが、下の画像にあるクッキーなんだ。![]()
ラ・メール・プラール(プラールおばさん)のクッキー。最近では日本でも買うことが出来る。でも、上の画像にあるクッキーの缶が良いでしょ。プラールおばさんのお顔はともかくも、モン・サン・ミシェルが絵かがれているのが、自分用の土産に良いよね。
レストラン「ラ・メール・プラール」の名物オムレツそのプラールおばさん(ラ・メール・プラール)、19世紀にモン・サン・ミシェルで宿屋を経営していたらしい。その宿屋に泊まるのは、モン・サン・ミシェルに来る巡礼の人々。限られた材料を使って、巡礼たちに満足のいく料理を食べさせたい、と工夫したプラールおばさん。やがて宿屋の名物になったのが、下の画像にあるオムレツだった。![]()
お金持ちの巡礼ならば、肉でも魚でも贅沢な食材を使った料理を食べれば良い。でも、お金の無い巡礼にはそんなことはできないよね。そこでプラールおばさんが工夫した料理は、手に入りやすい卵をひたすら泡立て、地元の美味しいバターをたっぷりと使ったふわふわのオムレツだった。
多くの有名人も食べたモン・サン・ミシェル名物のオムレツ正直なところ、牛・羊・豚や魚介類、様々な野菜、そして美味しいパンなどを食べ慣れている現代の私たちには、モン・サン・ミシェルの名物ふわふわオムレツはさほど美味しいものじゃない ・・・ と思う。私に言わせれば、ロンドンで食べるイングリッシュ・ブレックファストの方が美味いくらい。でも、当時の巡礼たちやその巡礼を受け入れる宿屋の女将さんのことを想像させる味が、モン・サン・ミシェルの名物となったプラールおばさんのふわふわオムレツなのかも。 ![]()
でも、レストラン「ラ・メール・プラール」の壁(上の画像)には、プラールおばさんの名物ふわふわオムレツを食べに来た世界の有名人のサインなどが所狭しと並んでいたんだ。中には中国の周恩来氏の写真もあったよ。私に言わせれば、モン・サン・ミシェルのオムレツよりも、中華料理のカニ玉の方が絶対に美味いけどね。
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