東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

エジプトの旅

1996年12月 - 1997年1月

カイロ、ルクソール、アスワン、アブシンベル


1996年12月29日(日曜日)
16.アスワンへ

またまた今日も忙しい。7時にはホテルを出発し、ルクソールの空港に向かう。ツアーの中には、かなり体調を崩している人もいる。横から見ていても痛々しい。

対照的に不気味なのが家内だ。いつもならば、真っ先に体調を崩しそうなものなのに、今度の旅では妙に元気。アスワンに向かう飛行機の中では、ホテルのレストランから調達してきたパンをパクついている。

私たちの飛行機がルクソールを離陸したのは、予定よりもかなり遅れて10時。

まず目に入るのは、ナイル川の両岸に広がる緑の大地。なるほどナイル川はエジプトに大いなる恵みをもたらしている。

アスワンへのフライト しかし、更に高度を上げた飛行機の窓から見えるのは、ひからびた不毛の大地(右の画像)。

ナイルから遠い土地には、その恵みは行き渡らない。それが一目でわかる光景が広がる。

飛行時間30分でアスワン空港に着陸。その周囲には、ミグ戦闘機やトーチカ・防空壕が並んでいる。

かつてイスラエルと敵対していた頃、その奇襲を避ける為に、イスラエルから遠いアスワンに配備された空軍部隊だろうか。




空港からバスに乗り、アスワン・ハイ・ダムに向かう。但し、ツアーの仲間の数人は直接ホテルへ。体調が悪い為に、観光を諦めてホテルで休養するのだそうだ。

警備兵 アスワン・ハイ・ダムはあまりに巨大だった。

私たちのバスはダムの上に停車。家内は「ダムは何処にあるの ??」と尋ねた。それほどデカい !!

というわけで、ダムの画像も無し。一応は撮影したんだけど、あまりに大きすぎて面白くない。ダム自体の画像はただのコンクリートの塊にしか見えないし、ダム湖の画像は広すぎてただの湖(というよりも海)にしか見えないんだもの。

その代わりといってはなんだけど、左の画像。ダムの周囲には多数の警備の兵士が配置され、あちこちに検問があった。つまり、このダムの施設を守り通すことは、エジプト政府にとって極めて重要な問題なわけだ。

アスワン・ハイ・ダム

長さ3.6キロ・メートル、高さ110メートルという巨大ダム。ナセル湖(ダム湖)の長さは500キロ・メートルもある。

当時のナセル大統領によって建設が始められたのは1964年。

下流にはやや規模の小さなアスワン・ダムもある。二つのダムのおかげで、ナイル川の洪水は克服され、流域の農業の発展につながった。しかし、多くの文化財が犠牲になったという事実も否めない。

ナセル湖の岸辺の小さな村の港から小船に乗り込む。舳先の向こうには小さな島が見える。そこにカラブシャ神殿がある。

湖に浮かぶカラブシャ神殿へ

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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