東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

キプロス 1999年12月


14. オモドス 1

私たちのバスは、海抜 800 メートルの山中を走る。周囲の山の斜面にはブドウ畑。このあたりが、キプロスでも評判の高いワインの産地である。

気温が高く、日光が溢れていれば、ブドウの実には豊かな糖分が蓄積される。その糖分は発酵によってアルコールとなるのだ。しかし、糖分の蓄積ばかりでは、酸が不足する。つまり、バランスの取れたワインにはならない。

他方、朝晩の気温の下がる地域では、ブドウの実は充分に休息を取ることが出来る。その間に酸が回復する。つまり、充分な日光と気温、それでいて昼夜の気温の差が大きいこと。バランスの取れたワインの生産には、そういう条件が必要なのである。

その意味では、標高 800 メートルを越えるトロドスの山中は、ワイン用のブドウの栽培に適した場所なのだ。




やがてオモドスの村のはずれにあるレストランに到着。

昨日の昼食とは対照的に、今日は山の幸尽くしを食べる。豆の煮物、レンズマメと米、鶏肉、豚肉、牛肉にジャガイモ。決して上品ではないが、非常に美味い。肉は固い。しかし、味は濃厚だ。

オモドスの子供 私好みの料理に満足。オモドス産のワインが飲み放題なのもうれしかった。

ところで、店の主人には 3 人の子供がいる。

私のデジカメに興味を示した子供達に頼まれて撮ったのが、右の画像だ。

(子供達がデジカメに興味をねえ。新しいデジカメを買ったばかりで、使いたくて使いたくてしょうがないっちゅうオッサンが、約 1 名おったなあ。)

オモドスの村の中には、自家製のワインを売っている店がある。下の画像のおっかさんの店も、その一つだ。

オモドスのワインおばさん

彼女の店では、ワインの試飲もさせている。勧められるままに彼女の手作りのコマンダリアを一口飲んでみた。やや控えめな甘さ。飲み口がすっきりしている。 1 本買って帰ることにしよう。お値段は 1.60 キプロス・ポンド( 350 円)なり。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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