クジラと会った太平洋 - 夏の高知

ガーデニング日記 「急性ラベンダー症候群」 別冊

クジラと会った太平洋 - 夏の高知


06. 宿にて

桂浜近くの宿

桂浜を歩き、イルカのショーを見た後、近くの宿に戻る。参考に宿の詳細を書いておきましょう。

冨久美味 (ふくみみ)

  • 781-0262 高知県高知市浦戸 12-2
  • Tel 088-842-2933
  • Fax 088-842-5050

  • 桂浜まで歩いて数分。しかも、全室が浦戸湾に面しており、浦戸大橋の眺めも見事。

  • 売りは地元で獲れる伊勢エビ料理。

  • 料金は1泊2食付きで、一人 16,000円から。(正確には、宿に確認してくださいね。)

部屋で休んだ後、まずは風呂だ。温泉というわけではないが、広々と海を見渡すことのできる浴室は悪くないぞ。

でもね、宿の人たちも気の毒なんだ。というのも、昨日までの台風のおかげで、東京からの団体さんがキャンセルになっちゃったらしい。確かにあの台風では、羽田から高知へは飛行機が飛ばないからねえ。

伊勢エビとカツオのタタキ(鰹の土佐造り)

伊勢エビのお造り 風呂から上がって一休みした後、いよいよ料理が登場。

次々と運ばれてくる料理は、ジロー鶏の温泉卵やバイ貝、ヒラメや鯛や伊勢エビのお造り(右の画像)、更に伊勢エビの煮物や焼き物や牡蠣など。

どれも美味いのに驚いた。

カツオのタタキ しかし、なんといっても極めつけは、カツオのタタキ(あるいは鰹の土佐造り)。

実は、これ私の大好物なんだ。だから、ちょっとうるさいよ。でも、この日のカツオのタタキは、今までに口にした中で最高 !!

まず、カツオのネタが良いね。それから、火の通り具合も良い。カツオのタタキって周囲を焦がすだけじゃないんだ。肉の中までほのかに絶妙に熱が通っているね。しかも、タレ(ツユ ??)が美味い。出汁から丁寧に作り、スダチや酢を加え、ショウユで仕上げて、ニンニクや薬味をたっぷりと添えてある。全ての点で言うこと無しのカツオのタタキだった。




船中八策と酔鯨

そうそう、忘れちゃいけないのが、お酒だね。この日は、当然ながら、土佐のお酒を戴きました。一つは、「船中八策」。これは超辛口。私の気に入り。もう一つは、「酔鯨」。これも辛口。家内の気に入り。

どちらもスッキリとした日本酒だった。それにしても、どちらの名前も土佐だねえ。「船中八策」といえば坂本龍馬だし、「酔鯨」というのは「鯨海酔候」こと山内容堂だろうねえ。

夕暮の浦戸湾と漁船

飲んで食べて幸せになった後、仲居さんが布団を敷きにくるまで、景色を眺めてすごす。窓の外に広がっているのは浦戸湾(下の画像)。その浦戸湾が夕闇に沈む中、一艘の漁船が出港していく。網を仕掛けに行くのだろうか。

夕暮の漁船

【参考】ホテル検索 (JTB)


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