クジラと会った太平洋 - 夏の高知

ガーデニング日記 「急性ラベンダー症候群」 別冊

クジラと会った太平洋 - 夏の高知


01. 宇和島

故郷で夏休み

故郷(愛媛県)の実家で夏休みを過ごすのは、本当に久しぶりだ。少なくとも1993年にロンドンに渡ってからは初めてのこと。たぶん、10年ぶりくらいだと思うんだけど、それさえも定かではない。

日本で夏といえば、台風だよね。その台風さえも久々の経験。私が子どもの頃は、台風になると停電してたねえ。今じゃそんなことも滅多にないみたいだけど。

土佐の高知への短い旅

久々に経験した台風が通り過ぎた翌日、家内と私は土佐の高知へ 1泊旅行に出かけた。家内は高知県へ足を踏み入れたことが無いし、私自身も桂浜を見たことがないからね。ちょっと行ってみようというわけだ。

まずは郷里の町の駅で予讃本線の特急列車に乗り込み、南予(愛媛つまり伊予の南部)にある宇和島市へ向かう。

夏の田舎の風景 列車の窓からは、夏まっさかりの田舎の風景(右の画像)。山間の狭い田んぼの稲も、夏の太陽を浴びて青々と育っているね。

宇和島では牛鬼が出迎え

牛鬼 ほんの20分ほどで宇和島に到着。駅では牛鬼(右の画像)が出迎えてくれる。

この「牛鬼」というのは、このあたりの祭りでは主役を務めるキャラクターなんだ。

私の生まれた町の祭りでも、やはり牛鬼が祭りの主役。宇和島と同じく東北出身の伊達氏の領地だったということが関係しているのかな。

この夏、久々に牛鬼の祭りを故郷で見たかったんだけど、残念ながらタイミングよく休みを取ることが出来なかった。来年こそ故郷の祭りを見たいもんだ。




闘牛

闘牛の像 宇和島駅の正面には、闘牛の像(右の画像)が立っている。というのも、闘牛は宇和島の名物の一つなんだ。なんでも、数百年の伝統があるらしい。

但し、宇和島の闘牛では、戦うのは牛同士。牛と人間が戦うスペインの闘牛とは違うわけだ。

しかも、牛たちには相撲に倣って「横綱」とか「大関」などの位が与えられる。基本的には一度の戦いで命を落とすスペインの牛たちと比べて、宇和島の牛は幸せだよね。

宇和島城で時間つぶし

それはともかく、乗り継ぎの電車の発車時刻まで1時間もある。ちょっと宇和島城でも見てこようかな。宇和島城に寄り道したい方は、右下のボタンをクリックして下さいね。

宇和島城を散歩




【参考】ホテル検索 (JTB)


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