東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

マルタ

2000 年 5 月


21. イン・ガーディア

聖エルモ城砦の中庭で11時から始まったのがイン・ガーディア。

イン・ガーディアという言葉の意味はわからないが、要は騎士団時代の兵装をした人々が演ずるショーである。

騎士団のグランド・ベイリー(手短に言えば、騎士団の上級所領の幹部)の前で行う兵の訓練を再現して見せてくれるという趣向だ。(下の画像は、矛を使う歩兵の訓練の様子。)

イン・ガーディア

轟音

圧巻だったのは砲兵の訓練の様子だ。当然ながら空砲だが、その発射音が迫力だ。

発射の瞬間を撮影しようとカメラを構えて待つのだが、肝心の発射の瞬間には発射音に反応して身体がピクリと動き、ブレてしまう。
イン・ガーディア 臼砲
上の画像は、何度か試みたうちの一枚だが、幸いにも発射の際の煙が写ってくれている。

(文字通り、ヘタな鉄砲も数打ちゃあたるってやっちゃな。)

火縄銃

ショーが終わってからも、兵装の人々のサービス精神は旺盛だ。観光客と並んで記念撮影に応じてくれる。

イン・ガーディア 火縄銃 右の画像は、観光客のリクエストに応えて、火縄銃の空砲を発射してくれたところ。間近で聞く銃声というものは、なるほど馬も驚いて走り出しそうなものだ。

正直に言えば、私はイン・ガーディアにさほどの期待は持っていなかった。ただの見世物だと思っていたのだ。しかし、なかなか見ごたえがある。たっぷり 1 時間近く楽しませてもらった。

イン・ガーディアの行われる聖エルモ城砦の中庭は、さほど広いものではない。当然ながら、見る位置の確保が重要になる。今日も 1 時間も前から場所を確保して頑張っている人々がいた。混雑する観光シーズンに見にいく人は、早めに場所を確保することをお薦めする。


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