東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

マルタ

2000 年 5 月


4. ヴァレッタを歩く -2

ホテルに戻る途中で、ちょっと寄り道。

勝利の聖母マリア教会

勝利の聖母マリア教会 右の画像は、勝利の聖母マリア教会。

1565年のオスマン・トルコによるマルタ侵攻を撃ち破った後、ヴァレッタで最初に建てられた建物なのだそうだ。

日本のガイドブックなどでは、「勝利の女神教会」と紹介されている例もある。しかし、それでは一神教であるキリスト教の趣旨に反すると考え、私は敢えて「勝利の聖母マリア教会」とご紹介する。(英語名は、Our Lady of Victories Church。)

(こだわるねえ。ちょっと聞くけど、君はキリスト教徒なん ??)
いいえ、仏教徒です。臨済宗(禅宗)。

勝利の聖母マリア教会 内部 勝利の聖母マリア教会の中をのぞく。数人の信者が祭壇に向かって静かに礼拝を捧げていた。

彼らの礼拝の邪魔にならないように、内部の様子を撮影する。もちろん、フラッシュは使わない。

オーベルジュ

首相官邸 右の画像は、現在の首相官邸。

かつては、カスティリア・レオン・ポルトガルのラングのオーベルジュ(宿舎あるいは本部)だった建物だ。

ちなみに、イベリア半島に帰属するラングとしては、他にアラゴンがある。

アラゴンが独立した一つのラングを構成し、他方でカスティリア・レオンはポルトガルとともに別のラングを構成しているというのが、当時の民族感情をうかがわせて面白い。

少なくとも当時のスペインは、今日の私たちが思うような「統一国家」ではなかったということを示している。もちろん、現在のスペインでさえも、カタルーニャやバスクなどの問題を考えれば、「統一国家」と言って良いのか悩ましいけどね。


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