東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

イタリア北部 1996年9月


27. フィレンツェからピサへ

今日はフィレンツェを出発することになっている。その前にピッティ宮殿に行く . . . . . はずだった。

しかし、家内は朝から体調が悪いという。風邪をひいてしまったらしい。症状を詳しく聞いてみる。それは風邪ではなかった。

「そりゃあ、二日酔だよお !!」

風邪だろうと二日酔だろうと、体調が悪いものはしょうがない。ピッティ宮殿にいくのは諦め、午前中はぐうたら過ごすこととなった。

フィレンツェ再訪とピッティ宮殿

それから 3年が経った1999年、私たちは再びフィレンツェを訪れることが出来た。その旅の様子については、「エミリア・ロマーニャとトスカナ」のコーナーを見て下さいね。

もちろん、念願だったピッティ宮殿の中のパラティナ美術館を訪ね、大好きなラファエロの聖母を見ることも出来て、二日酔の恨みを晴らしたわけだ。

列車でピサへ

鉄道 午後になって家内の体調も回復した。タクシーでサンタ・マリア・ノヴェッラ駅に行き、ピサ行きの列車に乗り込んだのが 1 時半。

フィレンツェからピサまでは 1 時間もかからない。ファースト・クラスのコンパートメントの中で、ゆったりとくつろぐ。

ピサ到着まで 20 分というところで、車掌が改札にやって来た。じっくりと私たちのチケットを見ている。私は家内と顔を見合わせた。やがてちょっと微笑んだ車掌は、チケットを返しながら「グラツィエ(ありがとう)」。ほっとした私たちである。

私たちのチケットはロンドンで買ったもの。もちろん、ファースト・クラスの料金を払ってある。ところが、英国国鉄がうっかりしたのか、ファースト・クラスのところにマークが入っていなかった。

これはマズイかなと思いつつ、私は自分でファースト・クラスのところにマークを入れた。それを指摘されるのではないかと、不安になったわけだ。

ピサのドウオモへ

無事にピサに到着。すぐにホテルにチェック・インを済ませる。明日の出発のことを考え、ピサの駅前にあるホテルに泊まる。

荷物を置いて身軽になった私たちだが、ピサのドウオモまではタクシーで行く。フィレンツェでの連日の観光と暴飲・暴食に、疲れがたまっている。

ピサの斜塔


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