東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

ヨークと泉の修道院(イギリス)

01. ロンドンからヨーク

ロンドンから列車でヨーク

イギリス略図 今日は金曜日。イギリスの休日 ・・・ というわけでもないんだけど、会社を休んで旅行に出かけるところなんだ。特に理由は無いんだけど、強いて言えば旅行に行きたくなったから ・・・ ということかな。

さて、今回の旅の行き先はヨーク。イングランド北部に位置する歴史ある街だ。位置としてはロンドンエディンバラの中間くらいだね。

イングランドとスコットランドとの国境にも近く、つまり古代ローマ帝国時代に建設されたハドリアヌスの長城(城壁)にも近いわけだ。

ロンドンからは、キングス・クロス駅で列車に乗り、約 2時間で行くことが出来るから、さほど遠いと言うわけでもないね。

ヨークへ向かう列車から眺める風景

ヨークへ向かう列車がキングス・クロス駅を出発してしばらく走ると、やがてロンドン市内を出て、イングランドの田園地帯の真ん中に出る。

のどかな風景を見ながら、ビールを飲んだり、食事をしたり ・・・ 。イギリスの田舎を旅するならば、車も良いけど、列車も捨てがたいよね。

ロンドンからヨークへ向かう列車の中から眺めたイングランドの田園風景(イギリス)

ちなみに、ロンドンから列車でウェールズ北部を旅したときの旅行記もあるから、イギリスでの列車の旅に興味のある方は、そちらも参考にしてね。(参考 旅行記「ウェールズ北部の旅(イギリス)」。)

イギリスでファースト・クラスの列車の旅

今回の旅はちょっと贅沢をしたい。というわけで、ロンドンからヨークへ向かう列車の座席はファースト・クラスを手配しておいたんだ。ここでは、イギリス国内の鉄道でのファースト・クラスの旅の様子をご紹介。
  • 列車に乗り込み、指定された座席を見つけると、テーブルの上にはティー・カップが用意されていた。

  • 発車して数分後、係員がポットを持って座席にやってきた。コーヒーか紅茶がサービスされる。

  • やがて、係員が再び登場。料理と飲み物の注文を取りに来たらしい。家内は野菜サンド、私はベーコン・ロールとビールを注文。

  • おそらくは電子レンジを使うのだろうが、やがてアツアツの料理が登場。ビールはイギリス風に生ぬるい。これはファースト・クラスだろうと何だろうと違いは無いらしい。ロンドンのパブでもビールは冷たくはないからね。

  • 下車する前に係員が請求書を持ってやってきた。支払まで座席で出来るとは有り難い。行き届いたサービスだ。(料理の味は行き届かなかったけど、それもイギリス風だと考えるべきなんだな。)

ヨーク到着

ロンドン市内のキングス・クロス駅を出発して約 2時間後、ヨーク駅で列車を降りる。まずは駅の売店に向かう。

やっぱりね。売店にはヨークのガイド・ブックが置いてあった。しかも、日本語のガイド・ブックもある。ヨークにも日本人観光客は来るんだね。

タクシーでホテルへ

タクシーでホテルに向かう。直径 1km ほどの城壁に囲まれたヨーク市内のホテルに泊まるならば駅から歩くこともできる。しかし、今回の私たちの宿は、街から離れたところにある。観光の合い間にのんびりくつろぐには、街中のホテルよりも郊外のホテルの方がゆったりできるからね。市内の観光にはちょっと不便だけど、 ・・・ 。

といっても、のんびりするのは先の話。せっかくヨークまで来たんだから、まずは見るべきところを見たいものね。ホテルで荷物を整理したら、ホテルが手配してくれた車に乗って出発だ。


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