東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

春のイングランド南部の旅(イギリス)

01. アーモンドの花

イギリスの春はスノー・ドロップや水仙の花、イースターの連休

長くて暗くて湿っていて陰気なイギリスの冬が終わり、春が近づいてくれば、まずはスノー・ドロップの花が咲くんだ。その花を見ると、春が近づいてきたことを感じるわけだ。続いて咲くのが水仙の花。水仙の花が咲けば、もうイギリスも春だね。公園などを散歩するのも楽しい季節になるね。

そして待ちに待ったイースター(キリスト教の復活祭)の連休が来るわけだ。ヨーロッパの多くの国では、イースターは3連休ということが多いみたい。でも、イギリスの場合はイースターは4連休なんだ。そんなイギリスのイースターの4連休を利用して、旅行に出ることにしたよ。

イングランド南部(イギリス)を車で旅する

今回の旅の目的地はイングランド南部。ロンドンの自宅を車で出発し、2泊3日のドライブというわけだ。主な旅程については、下記の通り。

イングランド南東部の略図(イギリス)
  1. ロンドンからリーズ城へ。
  2. 更に東南に向かいチラム。
  3. すぐにカンタベリー。
  4. 南に走り、海辺を東に走ってディール城。
  5. 西に向かってドーバー城。
  6. 更に西に走って中世の街ライ。
  7. その西にブライトン。
  8. 東に戻ってホワイト・クリフ。
  9. 更に東に走って征服王ウィリアム1世が上陸したペベンシー。
  10. 北上してロンドンに戻る。

今回の旅の宿泊は、カンタベリーで一泊、ブライトンで一泊という予定になっている。三日後にはロンドンの自宅に戻り、一日休養して、その翌日には仕事に戻るというわけだね。

イースターの連休は観光地もホテルも混む ・・・

日本だとゴールデン・ウィークの連休などでは交通機関も道も観光地もホテルも混むよね。それはイギリスも同じなんだ。やはりイースターの連休は混む。長い冬が終わって待ちに待った春の連休だし、当然のように混む。というわけで、今回の旅では比較的に余裕のある日程にしてある。ホテルは数ヶ月前に予約しておいたんだ。

そのイースターの連休なんだけど、ほとんどの場合は4月のどこかの金曜日から月曜日の4連休となるかな。でも、年によって違うんだ。場合によっては、イースターの連休が3月になることもある。

日本からわざわざイギリス(他のヨーロッパ諸国でもそうだけど)に旅行に来るならば、イースターの連休は避けた方がいいよね。事前にチェックしてスケジュールを組むことをおすすめするな。だって、イギリスに来てまで、行列に並んで疲れるなんてね ・・・ 勘弁して欲しいよね。

アーモンドの花と水仙の花

そんなこんなでロンドンの自宅から車で出発したのは早朝のこと。ところがあまりに早く到着しすぎて、最初の目的地の門が閉まっていたんだ。その門の前に車を停め、その中で待つことしばし。やがて門が開き、車を中に入れ、駐車場に停め、奥に向かう。

イングランド南東部のリーズ城で見たアーモンドの花と水仙の花

その途中の様子が上の画像。水辺には水仙の花が咲いているし、ちょいと遠いけど向こう岸に咲いているのはアーモンドの花なんだ。更に歩いて撮影したのが下の画像。水辺には同じくアーモンドの花が咲いている。

イングランド南東部のリーズ城で見たアーモンドの花

遠くから見ると、まるで桜の花に見えるでしょ。春のイギリスに来て、咲いているアーモンドの花を見て桜の花だと思う人って、実は少なくないんだ。でも、アーモンドの花に近づいてよく見ると、葉の付き方とかが桜とは違っているんだけどね。

ところで上の画像の舞台なんだけど、これがこの旅の最初の目的地のリーズ城だったりする。ちょいと空が暗いのが残念なんだけど、でも雨が降っていないだけまだましかな。では、リーズ城をじっくりと見ることにしますか。


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