東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

ニース・エズ(フランス)とモナコ大公国の旅

+ロンドン (2002年2月)


2002年2月16日(土曜日)

04. ニースの海岸通に集まる人々
(コート・ダジュール、フランス)

コート・ダジュール(フランス・モナコ)略図 ニースの話を始める前に、まずは地理の勉強(右の地図を参照)をしておこうか。

ニースというのは、フランス南部、地中海に面した街。イタリアとの国境にも近いし、世界で二番目に小さな国 モナコ大公国にも近いんだ。

ニース付近の海岸が、いわゆるコート・ダジュール(紺碧海岸)。その中心となる街がニースだね。

ニース市内のホテルに到着

空港からタクシーでニース市内のホテルに到着。チェック・インを済ませ、部屋に荷物を放り込んだら、すぐにフロントに舞い戻る。

ニースのカーニバルの「花のパレード」は何処で見ることが出来るの ?? せっかく幸運な偶然に恵まれて、花のパレードの日にニースに来ているんだから、見ておかないとねえ。

(幸運な偶然...なんやろうか...)




ニースの海岸通は人、人、人 ...

ホテルのフロントに教えてもらったニースの海岸通(プロムナード・デ・ザングレ)に来て見ると、青いフェンスが設けられている。花のパレードを見るには、チケットが必要なんだ。

フェンスの傍らに設けられたブースで尋ねると、立見席ならばチケットがあるという。10ユーロ(約 1,150円)を支払ってチケットをゲット。ゲートでチケットを見せ、海岸通に入ることが出来た。

花のパレードを待つ人々(ニースのカーニバル、フランス) 特設のスタンドが設けられた海岸通には、既にたくさんの人々が集まっていた。

さてと、何処で花のパレードを見るかなあ。こんなときに背が高いやつがうらやましいよ。

それでも、車道と歩道との間の石の仕切りを見つけ、その上に立ってスタン・バイ。早くパレードが始まらないかな。

やがて、花のパレードのスタートを告げるアナウンス...だと思うんだ。フランス語はわからないけど...。

遠くから音楽が聞こえ始め、椰子の木の街路樹の海岸通の向こうから花の女王の姿(下の画像)が見えてきた。

いよいよニースの花のパレード(コート・ダジュール、フランス)

このニースの海岸通(正確にはプロムナード・デ・ザングレ)は西暦1820年に建設されたんだそうな。ちなみに、その当時のニースはフランス領じゃなかった。ニースがフランスに割譲されたのは、西暦1860年のことだった。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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