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梅雨の大原・京都
2001年6月22日(金曜日)
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不自由な世の中 駅弁を食べ終わったが、まだ新横浜だ。暇をもてあましているところへ、駅弁売りがやってきた。横浜なんだから「シューマイ弁当」でもあるかと尋ねてみたが、彼女が持っているのは「幕の内」だけ。無いよりマシだ。幕の内とビールね。
受け取った弁当を見れば、「日本紀行味めぐり」(右の画像)。考えようによっちゃゼイタクな弁当だ。日本各地の美味いものを食べることが出来るってんだから。
食べてみたところ、確かに美味かった。さっき食べた「アワビ御飯」よりも、はるかに美味い。しかし、東海道を旅しているのに北海道や九州の美味いものを食べていちゃ、駅弁の楽しみも半減だよねえ。便利な世の中ってのも不自由なもんだ。 しかし、二つめの駅弁を食べ終わったところで、まだ熱海を通過したばかり。京都まではまだまだ時間がかかる。しかたなく退屈しのぎに本を取り出す。古代ローマの歴史の本、制作中の旅行記「ローマとポンペイ(イタリア)」(既に完成しています)の資料だ。ホームページを作るにも、勉強しないとね。 京都到着 車内販売の係が回ってくるたびに弁当を物色する私。それを必死で止める家内。天下分け目の戦いが始まろうというときに、関が原を通過してしまい、私は三つめの弁当を食べそびれてしまった。
京都駅に到着したのは、午後 1時過ぎ。東京と京都の間は、昔よりもはるかに近くなっている。駅弁には不満があるが、便利な世の中もありがたいものだ。
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