東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

春のポルトガル

(1998年5月)


19. 岩山の上のシティオから見た大西洋
(ナザレ、ポルトガル)

炭火焼のイワシを堪能した私たちは、ナザレの街のはずれにある駅でケーブル・カーに乗り込む。出発を待っていたケーブル・カーは既に満席だ。家内と並んで通路に立つ。

それを目に留めた若者が、家内に席を譲ってくれた。うん、古きよきヨーロッパだね。ロンドンの地下鉄では、女性が立っていても席を譲ることは無いけど。(老人や病人は別だけどね。)

但し、景色を楽しむならば、ケーブル・カーの中では通路に立っていたほうが良いみたい。坂道を登るに連れて、ニンニクと魚の臭いの漁村は遠ざかり、次第に海岸線が伸びて、丸く広がる大西洋が広がるのが見える。

岩山の上のシティオの村

岩山の上のシティオの村(ナザレ、ポルトガル) 海辺の村 ナザレを出発したケーブル・カーの終点は、岩山の上の村 シティオ。

メイン・ストリートはともかく、ちょっと路地に入ると、白壁の小さな家が立ち並ぶ。

集落のはずれに立てば、この村が岩山の上に立っていることが良くわかる。




シティオから見降ろすナザレと大西洋に突き出す奇岩

古い聖堂などもあるけれど、このシティオの名物はなんといっても岩山の上から見降ろす景色だね。

炭火焼のイワシが美味いナザレの村や、その前に広がる砂浜も、このシティオから見降ろせば一望のもとにあるんだ。(右の画像)

大西洋に突き出した岩(シティオ、ポルトガル)
シティオから見下ろしたナザレ(ポルトガル)
そして、目を西に向ければ、突き出した奇岩と大西洋。見飽きることのない景色が広がっている。

有料トイレ

白壁の家々の間の路地を歩き、ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会の立つ広場に出た。広場を取り囲むたくさんの土産物屋の片隅にある公衆トイレを借りる。

用を済ませた私に近づいてくる男。いかなる理由に基づき、どんな権限で私にチップを要求するのか ... を尋ねることも無く、その男に小銭を渡し、トイレを出た。この男がトイレを清掃し管理している ... のかもしれない。単に観光客をなめて小銭を要求しているのかもしれないけどね。

広場まで迎えに来てくれたバスに乗り込み、次の目的地に出発する。景色が素晴らしくて風も気持ちの良いシティオに、もう少し居たかったけどね。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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