春のポルトガル(1998年5月)
18. 海の幸と山の幸(ナザレ、ポルトガル)広々とした砂浜から大西洋を眺めた後は、その砂浜を見渡す場所に立つレストランに入る。まずは塩ゆでのエビが皿に大盛りで登場だ。どこへいっても前菜はエビなんだけど、美味いから大歓迎だね。エビを次々と口の中に放り込み、ワインを飲みながらメインの料理が出来上がるのを待つ。 炭火焼のイワシにはポルトガルの赤ワイン
やがて登場してきたのは、炭火焼のイワシ。塩で味付けしただけのシンプルなイワシに、ちょっとレモンを搾れば、言うことは無い。ワインが有れば、このイワシには醤油もいらないよ。二匹目のイワシは、塩・コショウ、オリーヴ・オイルとビネガーで食べてみた。これもまた美味いけど、塩・コショウとレモンだけのほうが好きだな。 前菜のエビと一緒に飲んだのは、キリッと冷やした白ワイン。イワシと白ワインも悪くは無い。が、途中から飲み始めた赤ワインのほうがイワシには合うね。イワシには鉄分を含む血合いが多いから、赤ワインのほうが美味いのかな。 |
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余談ながら、この炭火焼のイワシは、現地の言葉では「サルディニヤス・アサーダス Saldhinhas Assadas 」というらしい。何故だかわからないけど、シーズンは春から夏なんだそうな。 山の幸とおばあちゃんイワシと赤ワインを堪能した私たちは、ナザレの村の路地を歩く。魚屋と八百屋が並ぶ通りでは、あちこちからニンニクと魚の匂いが漂ってくる。イワシでお腹が膨れているのに、良い匂いにはついつい反応してしまうねえ。
ケーブル・カーの駅で見かけたのは、野菜売りのおばあちゃん。たくさんの野菜を小さな手押車にくくりつけている。岩山の上の村からケーブル・カーで運んできた野菜を、これからナザレの街で売るんだろうな。このケーブル・カーの駅では、海の幸と山の幸が出会うわけだ。
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