東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

春のポルトガル

(1998年5月)


14. オビドスのサンタマリア教会(ポルトガル)

イスラム教徒とキリスト教徒との戦いの時代に築かれた城壁の街なんて表現しちゃうと、殺伐とした軍事都市って感じを受けるかもしれないね。

だけど、オビドスはそれだけの街じゃない。町の中心にあるサンタ・マリア教会を始め、たくさんの教会を持つ街でもあるんだ。

オビドスのサンタマリア教会

オビドスのサンタマリア教会正面(ポルトガル) オビドスの街の中心にあるんだけど、サンタマリア教会はとっても小さな建物なんだ。だけど、馬鹿に出来ない歴史もある。

15世紀のポルトガル国王 アフォンソ 5世は、このサンタマリア教会で結婚式を挙げているんだ。

そのとき国王は12歳、花嫁のイサベルは20歳。端的に言えば、小学生と教育実習に来た女子大生だね。




天を見上げる聖母マリア

店を見上げるサンタマリア(ポルトガル) そのサンタマリア教会の入口の上にある像が右の画像。たぶん、聖母マリアだと思うんだ。

教会の名前はサンタ・マリアだし、色あせてはいるけど赤い服の上に青か紺の布地をまとっているようにも見えるからね。(赤と青・紺は聖母マリアの色。)

アスレージョに飾られたチャペル

アスレージョに飾られたチャペル(ポルトガル) 薄暗い教会の中で目をひくのは、鮮やかな青のアスレージョに飾られたチャペル。

見事に鮮やかなアスレージョでしょう。たぶん、アスレージョのそもそもの姿が、これじゃないかと思うんだ。

ポルトガル語もスペイン語もわからないけど、たぶん「アスレージョ」の語源は「青」だよね。コート・ダジュールとかのアズールとかと同じなんだろうな。

サンタマリア教会の立派な祭壇

オビドスのサンタマリア教会の祭壇(ポルトガル) そして、教会の奥には、見事な祭壇がある。率直に言えば、こんな田舎の小さな教会には不似合いなほどに立派な祭壇。決して大きくはないんだけどね。

今のオビドスの街やサンタマリア教会の姿からは想像が出来ないけど、かつてのサンタマリア教会はポルトガルでも由緒正しい存在だったと想像させる祭壇だね。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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