東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

春のポルトガル

(1998年5月)


12. 中世の面影を残すアルファマ地区
(リスボン、ポルトガル)

ポルトガルの大航海時代を記念するベレンの塔発見のモニュメントジェロニモス修道院を見たら、最後にもう一つ見ておきたいのがリスボン市内のアルファマ地区なんだ。

そのアルファマ地区は中世リスボンの姿を残していると言われている。

アルファマ地区に残る中世の水飲み場
(リスボン、ポルトガル)

何処に中世が残っているのかと言えば、例えば右の画像にある水飲み場。中世のままに残っていると言われている水飲み場なんだ。

長い航海を終えてリスボンの港に帰り着いた船乗り達は、ここで水を飲んだ ... かもしれないね。

アルファマ地区の路地(リスボン、ポルトガル)
アルファマ地区にある中世の水飲み場(リスボン、ポルトガル)
そして左の画像は、昔のリスボンをしのばせる路地。

実は、この洗濯物がぶら下がっているアルファマ地区は、リスボンでも有数の高級住宅地 ... だった。数百年前はね。

1755年11月1日、ポルトガルの首都リスボンは大地震に襲われた。市内にあった建物の殆んどは崩壊してしまったんだ。だけど、当時の高級住宅地だったアルファマ地区の建物は、崩壊することもなく無事だった。

大きな被害を被った地区は、都市計画に基づく近代的な都市に生まれ変わった。ところが、多くの建物が残っていたアルファマ地区は、昔ながらの姿のままに残されてしまったというわけさ。

そんな中世の面影を残すアルファマ地区の路地をはさんでオシャベリを楽しむおかみさん達。ここにはリスボンの庶民の暮らしと中世が混在しているね。




アスレージョのお土産を買う

リスボンの町を歩き回り、疲れ果ててホテルに辿り着いたのが 5時。部屋にはいるや否や、ベッドに倒れ込む。目がさめたのは 6時半だった。

夕食前にホテルの土産物屋を覗く。お、なかなか面白い陶器やタイルを売っているよ。買い込んだのは、まずニワトリのタイルや陶器。ニワトリはポルトガルでは縁起物なんだって。それにタイルや陶器にはアスレージョの伝統も流れているしね。

ついでにネコのタイルなどなど。何故だかポルトガルにはネコを描いたタイルや陶器が多いんだ。ネコもニワトリと並んで縁起物なのかね。シーフードの豊かな土地だから、ネズミよけにネコが大事にされているのかな。

ディナーはシーフード・ビュッフェ

さて、今日の夕食は、ホテルのレストランでシーフード・ビュッフェ。生ガキは期待したほどじゃなかったけど、エビの塩ゆでがプリプリで美味い。バイ貝は臭みも無くて良いねえ。イワシのマリネも好き。家内はカニ味噌を食べるのに忙しくて口をきく暇も無い。

フィッシュ・スープはマルセイユ(フランス)のブイヤベースを思い出す。それから、キンメダイ、アサリのワイン蒸し、カジキ・マグロのグリル、サフラン・ライス ... きりがないねえ。これほど美味いシーフード・ビュッフェというのは、他にはアイスランドしか思い出せないね。

ところで今夜のワインなんだけど、ドウロ地方の赤と白を飲んでみた。赤のほうには少しクセがあってもう一つ。だけど、白はキリッとして、まずまずかな。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索


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