ベルニーニが手がけたオルガンの装飾この旅行記「カンパーニャとローマ・ヴァティカン(イタリア)」の「第四部 ローマ・ヴァティカン編」で頻繁に登場してくるのが、イタリア・バロックの旗手ジャン・ロレンツォ・ベルニーニだね。今までに登場した彼の作品を並べてみれば、サン・ピエトロ広場、ブロンズのバルダッキオ(天蓋)、カテドラ・ペトリ(聖ペテロの司教座)、バルカッチャの泉(老いぼれ舟の泉)などなど。
そのベルニーニは、サンタ・マリア・デル・ポポロ教会の装飾をも手がけているんだ。そして、ピントリッキオのフレスコ画「幼な子キリストの礼拝」があるデッラ・ロヴェーレ家の礼拝堂の奥にあるオルガン(右の画像)の装飾もベルニーニによるものなんだそうな。
右上の画像ではよくわからないんだけど、このオルガンは樫の木に包み込まれている。実は樫の木は当時のローマ法王アレクサンデル7世の生家キージ家の紋章だった。 カテドラ・ペトリ(聖ペテロの司教座)のページにも書いたけど、一度は栄光の座から滑り落ちたベルニーニを再びローマ美術界の主役にさせたのが法王アレクサンデル7世だった。そんな法王に対する感謝の気持ちを込めて、ベルニーニは樫の木をモチーフにしたのかもしれないね。 余談ながら、このサンタ・マリア・デル・ポポロ教会には、法王アレクサンデル7世の生家キージ家の礼拝堂がある。もう話が見えているだろうけど、そこにもベルニーニの作品がある。詳しくはまた後で書くけどね。 ベルニーニの天使上の画像に紹介したオルガンの下で、オルガンを支えているのが、下の画像にある二人の天使。この天使(特に女性の天使)も可愛いよねえ。ベルニーニの創造する女性像には惹かれるものがあるなあ。
もちろん、ミケランジェロの「ピエタ」の聖母は大好きな作品だよ。作品としてはミケランジェロ。でも、可愛い女性はベルニーニの作品の中にいるかな。 サンタ・マリア・デル・ポポロ教会の主祭壇と
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