東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

カンパーニャ と ローマ・ヴァティカン イタリア

第四部 ローマ・ヴァティカン編


D08. 円形の間・ギリシャ十字の間
(ヴァティカン博物館 -7.)


円形の間で見たオトリーコのジュピター

ミューズの間を見た後、更に奥にあるギリシャ十時の間へと向かう。その途中にある円形の間で見たのが、下の画像にあるオトリーコのジュピター。

ピオ・クレメンティーノ美術館の円形の間で見たオトリーコのジュピター(ヴァティカン博物館、ローマ、イタリア) ピオ・クレメンティーノ美術館の円形の間で見たオトリーコのジュピター(ヴァティカン博物館、ローマ、イタリア)

ちなみに古代ローマの神話でジュピターといえば、古代ギリシャ神話ではゼウス。そのゼウスはエーゲ海に浮かぶクレタ島の出身なんだ。

神々の最高位に位置し、古代ではデカい面をしているジュピター(ゼウス)なんだけど、家庭環境は複雑だったみたいだよ。そのあたりはスペインの首都マドリッドにあるプラド美術館に展示されているゴヤの絵「我が子を食らうクロノス」が語っているんだけどね。

聖へレナの石棺

ピオ・クレメンティーノ美術館のギリシャ十字の間で見た聖へレナの石棺(ヴァティカン博物館、ローマ、イタリア) 右の画像は、ギリシャ十字の間にある聖へレナの石棺。聖へレナって誰だ ?? と思ったら、コンスタンティノープルを建設した古代ローマ帝国の皇帝コンスタンティヌスのお母さんなんだって。

コンスタンティヌス帝と言えば、ミラノ勅令で古代ローマ帝国内でのキリスト教の信仰を認めた人物だから、その母親といえば教皇庁にとっても重要人物だよね。

しかも、聖へレナは聖地エルサレムに巡礼し、イエス・キリストが処刑された聖なる十字架を発見したとも伝えられているんだ。そりゃ聖人とされても不思議じゃないよね。

コスタンティア(あるいはコスタンティーナ)の石棺

そして下にある二つの画像は、コンスタンティヌス帝の娘コスタンティア(あるいはコスタンティーナ)の石棺。下右の画像は、その一部を拡大したものなんだけど、キューピッドがブドウを収穫するところだね。この「ブドウの収穫」は、キリスト教においては生命を象徴するんだそうな。

ピオ・クレメンティーノ美術館のギリシャ十字の間で見たコンスタンティアの石棺(ヴァティカン博物館、ローマ、イタリア) コンスタンティアの石棺に描かれているブドウを収穫するキューピッド(ヴァティカン博物館、ローマ、イタリア)




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