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東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅
カンパーニャ と ローマ・ヴァティカン イタリア
第三部 ナポリ編
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C03. サン・セヴェーロ礼拝堂と 「ヴェールに包まれたキリスト」
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サン・セヴェーロ礼拝堂
ピッツェリア「ポルタルバ」でピザを堪能した後、ナポリで最も楽しみにしていた場所へ行ってみた。ところが、昼休みで閉まっている。
そこで、時間調整をかねてやってきたのが、サン・セヴェーロ礼拝堂(右の画像は、その入口)なんだ。
このサン・セヴェーロ礼拝堂は、1749年にサン・セヴェーロ公ライモンド・ディ・サングロによって再建された彼の一族のための礼拝堂なんだそうな。
アントニオ・コッラディーニによる彫刻 「ヴェールに包まれた謙譲」
といっても、私たちはサン・セヴェーロ礼拝堂自体には、興味は無い。ここでのお目当てのその一は、右の画像にあるアントニオ・コッラディーニによる彫刻「ヴェールに包まれた謙譲」。
ちなみに、この彫刻のモデルは、サン・セヴェーロ公の母親。彼女は自分を彫刻のモデルにするようにと彫刻家に申し出たらしいよ。
なお、申し訳ないけど、右上の画像は絵葉書なんだ。このサン・セヴェーロ礼拝堂の中では、カメラは使用禁止だったからね。
ジュゼッペ・サンマルティーノによる彫刻 「ヴェールに包まれたキリスト」
そして、このサン・セヴェーロ礼拝堂の最大の目玉は、下の画像(同じく絵葉書から)にあるジュゼッペ・サンマルティーノによる彫刻「ヴェールに包まれたキリスト」なんだ。
上の画像では十分に伝わらないんだけど、「これが石に刻まれたもの ?!?! 」と信じられないほどに、柔らかさと暖かさを持つ彫刻。等身大のキリストを包むヴェールだって、石に彫られたものとは信じられない柔らかな質感を持っていた。
ナポリへ行ったならば、この「ヴェールに包まれたキリスト」を見るためだけでもサン・セヴェーロ礼拝堂へ行く価値はあるね。(この礼拝堂や上に載せた作品・彫刻家について、もう少し詳しく知りたい方は、「ヨーロッパの歴史風景」の中にある「サン・セヴェーロ礼拝堂(ナポリ)」のページへどうぞ。)
さて、そろそろ時間だ。さっきは閉まっていた私たちのお目当ての場所へ行ってみよう。これがナポリへ来た理由の一つなんだからね。(詳しくは次のページ。)
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