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東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

ローマ と ポンペイ (イタリア)
1997 年 3 月

06. ミケランジェロのクーポラとベルニーニの天蓋
(サン・ピエトロ大聖堂、ローマ)

昨日はヴァティカン博物館のピーニャの中庭でミケランジェロの設計したテラスを見たし、今日は「ピエタ」を見ることも出来た。

しかし、このサン・ピエトロ大聖堂には、もうひとつの著名なミケランジェロ作品が残っている。

ミケランジェロのクーポラ

ミケランジェロのクーポラ それが、ミケランジェロが設計したクーポラ(右の画像)。

観光客でもこのクーポラに上ることが出来るとのこと。屋上までエレベーターで上り、そこから階段があると資料に書いてある。

しかし、残念ながら今回の旅では、私たちがクーポラに昇る時間的余裕が無さそうだ。

(オッサン !! 嘘はイカンよ、ウソは。キミは時間があろうが無かろうが、そんなシンドイことはせえへんやんか。ロンドンに7年も住んどったクセにセント・ポール大聖堂に登ったことも無いやろ。パリの凱旋門にも登ったことが無いやろ。エッフェル塔には昇ったけど、あれは塔の上のレストランの専用エレベーターがあったからやしなあ。)

ベルニーニのブロンズの天蓋

ベルニーニのブロンズの天蓋 ミケランジェロのクーポラの下にあるのが、ベルニーニのブロンズの天蓋(右の画像)。

しかし、その周囲にはイースターのミサの為の椅子がぎっしりと並べられており、近づくことさえも出来ない。

やっぱイースターにヨーロッパを旅行するのが間違いなんだよねえ。クリスマスに旅行しても色々と制約があるけどネエ。

ベルニーニのブロンズのバルダッキオ(天蓋)と
聖ペテロの司教座(カテドラ・ペトリ)

旅行記「カンパーニャとローマ・ヴァティカン(イタリア)」の「第四部 ローマ・ヴァティカン編」にもベルニーニのブロンズのバルダッキオ(天蓋)のページがあります。

そちらの方が間違いなく画像の出来が良いだけじゃなく、当時のローマ法王ウルバヌス8世とバロックを代表する芸術家ベルニーニとの関係などの説明も興味深い...かも知れません。

また、同じくベルニーニによるカテドラ・ペトリ(聖ペテロの司教座)のページもありますよ。そちらも読んでみてくださいね。

国境

サン・ピエトロ大聖堂を歩き回った私たちは、ヴァティカンを出る。そこで通過するのが、ヴァティカンとイタリアの国境。

ヴァティカンの国境 ほんの1メートルほどの高さの木の柵(右の画像)だけどね。これでも国境線であることに間違いはない。

小さいながらもヴァティカンは独立国なんだから。

余談ながら、世界で最も小さな国はヴァティカン。2番目に小さな国はモナコなんだそうな。

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