東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

イタリア北部 1996年9月


1996年09月21日
01. 旅の始まり (ミラノ)

ガトウイック空港を離陸した飛行機は、イタリアへ向かう。初めてのイタリアの旅。イギリスの首都ロンドンに住み始めて既に 3 年あまりになるが、イタリアへ行く機会は今まで無かった。

(機会が無いっちゅうかなあ。「夏のイタリアは暑すぎる」とか、「イタリアの冬は意外に寒いんや」とか、文句が多すぎるだけやんけ。)

イタリアの北西部にあるジェノヴァの空港に着陸したのが 1 時過ぎ。タクシーでジェノヴァ・ピサ・プリンツィペ駅に向かう。

イタリア北部 略図
今回の旅の計画だが、今日は列車でミラノに向かい、そこで1泊。

明日はフィレンツェへ向かい、そこで4泊。

ピサラ・スペツィアで各々 1 泊づつ。

最後にジェノヴァで 1 泊し、ロンドンに戻ることになっている。


イタリア国内での移動は、全て列車を予定している。ロンドンで列車の座席の予約を済ませ、乗車券なども購入済みだ。

しかし、これが私たちにとって初めてのイタリアの旅。二人だけの旅で、間違いなく列車に乗れるかどうか。もちろん家内も私もイタリア語は話せない。どうなることやら....。

ジェノヴァから列車でミラノへ

まずジェノヴァ・ピサ・プリンツィペ駅で軽い昼食。次に駅のロビーの掲示板でミラノ行きのホームを確認。が、待っている間にも不安はつのる。

ときおりイタリア語のアナウンスがある。その度にホームで待つ人々が、別のホームへ移動する。もちろんアナウンスの意味は私たちにはわからない。英語のアナウンスは無い。私たちの乗る予定の列車のホームも変更されているかもしれない、と不安になる。

念のために駅員に確認してみた。ミラノ行きの列車に乗るには、このホームで待てばよいのか ?? 彼の答えは「イエス」。しかし、この駅員は英語がわかって答えているのか ?? 、どうも確信が持てない ... 。

やがて列車がやってきた。表示にはミラノ行きとある。なんとか旅の第一歩を踏み出せそうだ。

ミラノ到着

ミラノ到着は 5 時。ミラノ駅には麻薬中毒の浮浪者が多いらしい。彼らが通りがかりの旅行者に突如として注射針をつきたてる ... なんて話もある。左右を警戒しながら、タクシー乗り場に向かう。

(その不安げな態度が、かえって危険を招きそうやけど ... 。)

何事も無くタクシーに乗り込み、市内中心部のドウオモ近くにあるホテルに到着。初めてのイタリアで、緊張の続いた一日だったが、ようやく初日の目的地に到着だ。

ホテルの部屋に荷物を置き、身軽な格好で市内観光に出かける。

ヴィットリオ・エマヌエル2世まずはドウオモ広場

そこには、ヴィットリオ・エマニエーレ 2 世の像(右上の画像)が立っている。

彼は、 19 世紀のイタリア統一の英雄の一人だった。

ミラノ略年表



次のページ
前のページ


Copyright (c) 2000-2001 Tadaaki Kikuyama
All rights reserved
このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。