東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

エーゲ海の旅 
サントリーニ島・ロードス島・クレタ島
(ギリシア)  1998年9月


03. フィラの街(サントリーニ島)

ホテルのフロントでタクシーを呼び、 9 時半に出発。島の中心であるフィラ(あるいはティラ)の街までは、タクシーで 5 分、料金は 1,100 ドラクマ ( 500 円)だ。

ティラの街のタクシー乗り場で下車。道が狭いために街の奥まで車が入ることが出来ないらしい。狭い上り坂を歩く。突然に視界が開け、フィラの街と海が見えた。(右の画像)

フィラ(ティラ)の街

街の中で観光客が集まっている場所。そこが最も眺望の良い場所だ。そこから見渡せば、いくつかの島に囲まれた内海。中央には火山島。見上げれば雲ひとつ無い快晴。おかげで海も空も青が鮮やかだ。そして、建物は白。まさしくエーゲ海の風景。

フィラから見た海

人口 1,600 人という小さなフィラの街を歩き、見晴らしの良いカフェに入る。

絵に描いたような景色を楽しみながら、キリッと冷えたサントリーニの白ワインを飲む。そのボトルに描かれているのは、島の南部にあるアクロティリ遺跡で発掘された壁画 「漁師」 だ。

(このカフェに関しては、 「手前味噌味ヨーロッパ・ミソラン・ガイド」 の中にある 「パノラマ・ルーフ・ガーデン」 のページを読んでくださいね。「漁師」の画像もあります。)

(しかし、まだ昼にもなっとらんちゅうのに、ワインを飲むわけやねえ。)




街のはずれには、ホテル・アトランティスが見える。フィラの街を歩き、島の夕陽を楽しむには便利が良さそうだ。但し、建物は小さく、プールも有るのか無いのか不明。島に 1 泊して手早く観光するには悪くなさそうだが、長く滞在するならば田舎のホテルのほうが居心地は良さそうだ。

話は替わるが、この島が「アトランティス」だという説がある。紀元前 15 世紀に火山の噴火でサントリーニ島の大部分が沈んでしまったことや、当時かなりの水準の文化を持っていたことが背景にあるらしい。

さて、カフェでワインを飲んでばかりもいられない。観光の続きに出発しよう。

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索



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