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東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅
グルジア 2000年3月
2000年3月20日
10. ムツケタの修道院 -1
目がさめると頭が重い。どうも二日酔いらしい。それもこれも昨夜の玉ちゃんの実家でのグルジア風もてなしのおかげである。
しかし、眠っているわけにもいかない。気力をふりしぼって風呂に入り、交渉相手との面談に備える。
やがてイラクリとタマちゃんがホテルに迎えに来た。玉ちゃんによれば、私の交渉相手は今日も忙しいらしい。会えるのは午後だと言う。
しょうがないね。忙しい相手だから、会うのは難しいとはわかっていた。
古都ムツケタ近くの聖十字架(ジュヴァリ)修道院
イラクリの提案に従って、トビリシから車で30分ほど走る。近場でちょっとだけ観光をしようというわけだ。
主要道路をはずれて山道に入る。やがてたどり着いた山頂には、由緒ある修道院(下の画像)があった。
グルジアの古都ムツケタ近くにあるこの「聖十字架(ジュヴァリ)修道院」は、 AD 584 - 605 年にかけて建設されたものだ。
外観も内部も非常に質素な修道院。輝いているのは、暗い内部に差し込んでくる日光だけだ。
修道院の中には、聖書やイコンを売る小さな売店 (?) がある。その横に立つ黒い服を来た修道士 (?) に声をかける。聖ジョージのイコンが欲しい。
イコンの代金を受け取る修道士は、一言も口を開かない。ひょっとして昔ながらの修道院の規則に従い、沈黙に徹しているのだろうか。
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