ある週末の午後、ロンドンの自宅から日帰りのドライブに出かけたのがバース。ロンドンから高速道路を西に走れば2時間ほどで到着だね。
古代ローマ人の温泉場 バースバースでは今でも温泉が湧き出ている。そんな土地をイタリアのローマからブリテン島にまで進出していた風呂好きの古代ローマ人が見逃すはずがない。というわけで、古代ローマ帝国支配下のイングランドで、バースは温泉場として発展を始めたんだ。古代ローマ帝国が建設したロンドン(ロンディニウム)から温泉場バースまでが直線距離で 150kmほどなんだけど、日本で言えば東京から草津温泉までと同じような距離ということかな。
そんなわけで、バースの古代ローマ浴場の跡にある博物館では、古代ローマ帝国ゆかりの出土品(上の画像)が展示されている。
バースに残る古代ローマ帝国時代の浴槽その古代ローマ帝国時代の浴槽の跡には、今でもお湯が貯められている。といっても、鉄分が多すぎて入浴できないらしいけどね。面白いのは、その浴場の横に建てられた社交場に 18世紀のイギリスの貴族たちが集まっていたという話。まるで私の田舎の愛媛県にある道後温泉と同じだね。道後温泉本館の階上にも、温泉に使った後でお茶を飲みながらマンジュウを食べる部屋があるものね。古今東西、風呂好きの考えることは同じなんだね。
バースのついでにカッスル・クームがお勧めついでだけど、バースからロンドンへの帰り道には、コッツウォルズの村 カッスル・クームがお勧めですぞ。バースからの距離にして約30kmかな。
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