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ロンドンの風景 + その周辺 (イギリス) 1993年 - 2003年
キュー・ガーデンズ (ロンドン郊外)イギリスの首都ロンドンの中心部から地下鉄ディストリクト・ラインに乗って南西部に向かう。キュー・ガーデンズ駅の近くにあるのが、テームズ川の南側にある広大な王立植物園キュー・ガーデンズなんだ。夏の間はウェストミンスター桟橋から船でキュー・ガーデンズまで行くこともできるらしいよ。所要時間は片道 1時間ほどらしい。 皇太子の未亡人が作った植物園
18世紀初頭、今のキュー・ガーデンズのあるあたりにはイギリス国王ジョージ2世夫妻の宮殿があったんだ。その息子フレデリックは、国王夫妻の土地の一角をもらって自分の住まいを営んでいた。やがてはイギリス国王となるはずだったフレデリック皇太子は、西暦1751年に若くして亡くなってしまった。その未亡人にして皇太子妃だったオーガスタ王女は、二人の思い出の土地に小さな植物園を作ったんだ。それが発展して現在の王立植物園キュー・ガーデンズになったというわけだ。 右の画像にある中国風のパゴダは、オーガスタ王女が存命中の西暦1762年に完成したもの。 シャルロッテ王妃のコテージやがてイギリス国王ジョージ2世が亡くなり、未亡人オーガスタ王女の息子ジョージ3世がイギリス国王に即位したのが西暦1760年のこと。その2年後の西暦1772年にはオーガスタ王女も亡くなり、王女が造った植物園は息子のジョージ3世によって相続された。そのイギリス国王ジョージ3世の王妃が、西暦1761年に結婚したドイツのメクレンブルク出身のシャルロッテ。下の画像はシャルロッテ王妃のコテージなんだけど、散歩の途中の王妃がここでティー・タイムを楽しんだりしたのかな。
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世界最大規模の植物園へ母親のオーガスタ王女から植物園を相続したイギリス国王ジョージ3世は、ジョセフ・バンクスに植物園の管理を命じたんだ。そのジョセフ・バンクスは世界中にコレクターを派遣して、様々な種類の植物を収集させた。その結果、今の王立植物園キュー・ガーデンは世界でも最大規模の植物園となったんだね。ところが西暦1820年、イギリス国王ジョージ3世が亡くなり、同じ年にジョセフ・バンクスも亡くなってしまった。それからキュー・ガーデンズの植物園も荒れ始めてしまったんだそうな。 そして西暦1840年、イギリスの王室はキュー・ガーデンズの植物園と周辺の土地を国家に寄贈したんだ。西暦1841年には正式に王立植物園が設立された。それが今のキュー・ガーデンズにつながるわけだ。 巨大なガラスの温室王立植物園として組織化され、キュー・ガーデンズは更に発展した。植物園の中には巨大なガラスの温室も建てられたんだ。その代表が西暦1848年に完成したパーム・ハウスや、西暦1899年に完成したテンペレート・ハウス(下の画像)かな。
行進する鴨たち興味深い建物や植物を見ることの出来るキュー・ガーデンズには、たくさんの人々がやってくる。そんな人々に負けずと園内を歩き回っているのが、たくさんの水鳥たち。下の画像は、ベンチの横を整然と行進する一群の鴨たち。
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