朝のロンドンの道路を掃除する人たちイギリスに来て朝早く目覚めてロンドンの通りを眺めたときに、道路を掃除している人たちを見かけたことはあるかな。
つまり、上の画像のような光景だよね。このページは、そんなロンドンの通りをきれいにする人たちや清掃車の話なんだ。美しくも優美でも華麗でもないけれども、それでも間違いなくイギリスとロンドンに関する話だよ。 紳士の国 イギリス ・・・ かな「紳士の国 イギリス」というのは、ある意味では本当であり、ある意味ではウソだと思うんだ。本当だと思うときと言うのは、人々の礼儀正しさを感じたときだね。例えば、後ろから来る人の為に、ドアを開けて待つことは当然とされる。前の人が開けたドアが閉まる前に身体を斜めにして滑り込み、後ろから来る人のことは考えもしない ・・・ なんて人が日本では少なくないけど。 田舎の母がロンドンへ遊びにきたときも、東京と比べてイギリスの人々が礼儀正しいことに驚いていたもの。そりゃねえ、ニワトリのトサカ頭のお兄ちゃんが、レディとは言い難い日本の田舎のおばちゃん(お母さん、ゴメンね)の為に、ドアを開いて待っていてくれるんだもの。そりゃ驚くさ。 それにイギリスでは、誰もが良く挨拶をするね。朝の出勤の時、自宅近くの通りで見知らぬ人とすれ違う。そこでグッド・モーニングは当然のことだった。買い物をしてもそうだな。レジでは買い手も売り手もサンキュー。カフェでコーヒーが出てきたらサンキュー。対称的に、「ありがとう」どころか返事もしない人が少なくないのは日本かな。 そんな礼儀正しいイギリスの人たち。でも、朝のロンドンの路上にはゴミがあふれているのはどういうことだ。 愛犬家の国 イギリスの落し物そんなイギリスは、愛犬家の国としても知られているよね。犬を連れて散歩をさせている人が多いんだ。私の大好きなケンジントン・ガーデンズでも、たくさんの愛犬家と犬を見かけたもんだ。見事なのは、その犬のしつけが行き届いていること。犬を飼っていた友人に聞いたところでは、犬を飼い始めたら、犬を学校に通わせるらしい。なるほど、だからホテルの中には「子供禁止、犬は OK」なんてところも少なくないわけだ。 ところが、犬の飼い主のしつけには驚かされるよ。だって、散歩をしている犬たちの落し物の始末をする人は、まずいないね。つまり、落し物は落とされっぱなしと言うわけだ。 ロンドンの地下鉄の車両の中でハンバーガーまた、ロンドンの地下鉄の電車に乗り込むや否や、ハンバーガーを食べ始める人がいても、驚くことじゃない。もっとも、日本に帰国して、電車の床に腰を下ろして堂々と化粧を始めた女子高生(中学生か ・・・)を見たときはもっと驚いたけどね。話が横道にそれるんだけど、ロンドンの地下鉄の車両の中でハンバーガーを食べ終わった後、いきなり歯磨きを始めたお嬢さんには驚いた。歯磨きが終わったらどうするんだろうかと見守っていると、電車が停まり開いたドアからペッ ・・・ それで終わりだった。まあ、歯磨き粉を使わずに磨いていたんだろうけどさ。 話をハンバーガーに戻すけど、ハンバーガーの包みをゴミ箱に捨てる人は殆んどいないね。ほとんどの人は座席の下か、背もたれの後ろにポイ。ひどい人になると、座席の上にゴミを残しちゃうんだ。 ロンドンを支える清掃車そんなわけだから、道ばたにゴミを捨てるなんて、ちっとも気にしない人がロンドンには多いみたい。一日が終わる頃には、道路はゴミでいっぱいになっていまうんだ。そして、朝のロンドンを走り回っているのは、牛乳配達の車と清掃車ということになる。上の画像は、朝のケンジントン・ガーデンズの横を走る清掃車。道路の掃除人や清掃車のおかげで私は気持ちよく朝の散歩に出かけることが出来るわけだ。 ちょっとイギリスを弁護しておこう
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