何故にロンドンでフラメンコ ・・・さて、今度はロンドンで観るフラメンコのページ。しかし ・・・ なんでまた、ロンドンでフラメンコなのか・・・。話せば長いんだけど、要は私はフラメンコが大好きだということ。もちろん、私が踊るわけじゃない。観るのが楽しい。しかも、日本と比べれば、ロンドンでフラメンコを観るのは非常に安いんだから、言うことはないね。フラメンコは夜更かしロンドンのトッテナム・コート・ロード近く(大英博物館からも近い)のスパニッシュ・クラブで遅いディナーを食べ終わり、夜の10時を回る。さて、そろそろだな。
ようやくクラブの一角にステージが準備され、ダンサーや歌手やギタリストたちがステージの上に集まってくる。フラメンコは夜更かしだから、始まるのも遅いというわけだ。 フラメンコが始まった演奏が始まり、やがてダンサー達の気持ちが盛り上がってきた頃、最初の踊り手が舞台に飛び出てくる。この日はまず赤いドレスの女性ダンサーが踊り始めた。見た目は派手だけど、さほどの踊り手ではない。いつもそうとは限らないけど、最初のフラメンコ(前座かな)はさほど上手くないことが多いかな。 ちなみにロンドンあたりのスパニッシュ・クラブでは、一週間か二週間で踊り手が替わることが多い。もちろん当たり外れがある。観る側の好みだってあるだろうし。 男女のダンサーがカップルで踊るフラメンコもある。これも上手だったり、それなりだったりだね。
フラメンコの主役そして、今夜の主役と思われる男性の登場。なるほど、この男はすごい !! 私が今までにロンドンで見たダンサーの中では、ダントツの迫力だ。迫力もあるし、気合も入っている。我を忘れて見入ってしまった。
ついでながら、このページのフラメンコの画像を撮影したスパニッシュ・クラブの住所を上に書いておくね。気が向いたらどうぞ。 ロマ(ジプシー)の歴史スペインで生まれたフラメンコなんだけど、その歴史はロマ(ジプシー)抜きには語れないよね。例えば西暦2014年2月に亡くなったパコ・デ・ルシア(フラメンコ音楽のギタリストにして歌手)もロマ(ジプシー)の血を引いていた。そんなロマ(ジプシー)の歴史については、このサイトの別館「ヨーロッパの歴史風景」の中にある「ロマ(ジプシー)」のページを読んでね。もう一つロマの話。ロンドンではそんな経験は無いんだけど、イタリア北部の街ミラノでは、ロマ(ジプシー)の集団に襲われた事があるんだ。イタリアやスペインなどを旅行する際には注意したほうが良いだろうね。 スペインのバルや闘牛、そしてフラメンコスペインに関しては旅行記「春のスペイン」を読んでね。首都マドリッドのバル食べ歩きや本場スペインの闘牛、古都トレドなどが登場します。
また旅行記「アンダルシアの古都めぐり(スペイン)」のページもある。その中には古都セビリアで見たフラメンコの画像もある。でも、観光客向けの大きな劇場でのショーだったんだ。私はこのロンドンのフラメンコの方が好きだけどね。
All rights reserved このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。 このサイトの運営は、あちこち三昧株式会社が行います。
|