ロンドン観光名所 マダム・タッソー蝋人形館の前はいつも行列バッキンガム宮殿の衛兵交替と並んで、私が見ていないロンドン観光のスポットがマダム・タッソー蝋人形館(右の画像)なんだ。だって、いつ行っても長い行列なんだもの。もちろん、既に日本に帰国してしまった今となっては、もったいないことをしたとは思うんだけどね。ロンドンに住んでいた頃に行っておけば良かったと・・・ というわけで、このページでご紹介する画像は、妹とその幼馴染みがロンドンに遊びに来たときに、彼女たちを案内した家内がマダム・タッソーで撮ったものなんだ。 マダム・タッソー蝋人形館のシュワルツネッガーと千代の富士マダム・タッソー蝋人形館の中には数え切れないほど多くの有名人の蝋人形があるわけだ。歴史上の有名人だったり、今の話題の人物だったり。ここにお見せするのは、書くまでもないけど、上左にはアーノルド・シュワルツネッガー、上右には千代の富士の蝋人形。 ちなみにマダム・タッソー蝋人形館の前身が作られたのは、1835年のこと。それから増えつづけた蝋人形は、今では300体以上になるんだって。 ナポレオンの蝋人形そして私の気に入りの蝋人形が下の画像なんだ。
なんせ、私は一時期はパリのアンヴァリド(廃兵院)にあるナポレオンの墓にまでお参りに行くほどのナポレオンのファンだったからね。 マダム・タッソーの数奇な人生ところで、このロンドンにマダム・タッソー蝋人形館をオープンした女性なんだけど、相当に数奇な人生を送っているんだ。生まれたのは今のフランス東部アルザス地方の街ストラスブールなんだけど、赤ん坊の頃にスイスに移り、やがてフランスの首都パリに出ている。そこでフランスの王族に仕え、ヴェルサイユ宮殿に住んだこともある。でも、フランス革命の際にはギロチンで処刑される寸前だったけれども、蝋人形の技術に救われ、処刑される人々のデスマスクを作る仕事に就かされたんだそうな。処刑されたフランス王ルイ16世や王妃マリー・アントワネットのデスマスクも作ったらしい。 その後にロンドンにやってきて、スコットランドなど各地で蝋人形展示会を開き、西暦1835年にロンドンにマダム・タッソー蝋人形館をオープンしたんだそうな。
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