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ロンドンの風景 + その周辺 (イギリス) 1993年 - 2002年
トラファルガー広場 (ロンドン)ピカデリー・サーカスからヘイ・マーケットを南に向かい、バーバリーの店や「オペラ座の怪人」をやっているハー・マジェスティーズ・シアターの前を通り過ぎれば、トラファルガー広場は目の前だ。
トラファルガー広場を見下ろすネルソン提督
そのトラファルガー広場を、高さ51メートルの円柱の上から見下ろしているイギリスの英雄と言えば、ネルソン提督だよね。そのネルソン提督がナポレオンの支配するフランスとスペインの連合艦隊を撃ち破ったのが、1805年10月のトラファルガーの海戦。 その海戦でネルソン提督率いるイギリス海軍が勝利を得たおかげで、ナポレオンのイギリス上陸作戦が不可能になったんだ。 たくさんの鳩と観光客が溢れているトラファルガー広場だけど、実はイギリスにとっては重要な歴史のひとコマを記念する場所なんだね。
ついでながら、このトラファルガー広場は、ナポレオン戦争のみならず、第一次世界大戦とも大いに関係しているんだ。第一次世界大戦勃発後、当時の陸軍大臣キッチナーはこのトラファルガー広場で若者達に兵士として志願するように演説で呼びかけんだそうな。その結果、多くのイギリスの若者たちが兵士として前線に向かって行ったらしい。
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トラファルガー広場のライオン像
そのネルソン提督の円柱の足許を守っているのは、ライオン像。しかし、この像の作者は、ネコをモデルにしたらしく、ライオン像の足はネコの足になっているんだそうな。 だからというわけじゃないだろうけど、この広場に集まる多くの若者がライオンの上によじ登っている。 特にフット・ボールのゲームがあった日の夜は、ライオンの上でフーリガンが大騒ぎをして大変なんだ。 クリスマスの夜のトラファルガー広場
そんなトラファルガー広場が静けさに包まれるのがクリスマスが近づく頃。中央に立てられた大きなクリスマス・ツリーの下に臨時の聖歌隊席が設けられ、少年達の歌う讃美歌が広場に響きわたるんだ。 やがて少年達の歌声がやみ、人々は少年達の持つ募金箱に小銭を入れる。ひとときの敬虔なる時間。もっとも、その後で繁華街まで歩いた人々は、そこでドンちゃん騒ぎをするんだけどね。 ナショナル・ギャラリー (ロンドン)
トラファルガー広場の北側に見える建物は、ナショナル・ギャラリー。入場無料(特別展は有料)でヨーロッパの名画の数々を見ることができるという、うれしい美術館だ。 展示されているのは、ボッティチェリなどの初期ルネサンスのイタリア絵画から、ターナーなどのイギリス絵画まで様々。例えば、ゴッホの「ひまわり」「ヴィンセントの椅子」、モネの「睡蓮の池」、ルノワールの「雨傘」、セザンヌの「大水浴」など。もちろん、私の好きなイタリアのラファエロ、ミケランジェロ、ダ・ヴィンチなどもあるよ。
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