東西南北 春夏秋冬
ヨーロッパの旅
冬のロンドン
2001年1-2月
公園、霧、パブ、そして セント・オバンス
15. セント・オバンス大聖堂
パブで黒猫と一緒にビールを飲んだ後、緑の丘を登る。セント・オバンス駅からの道を逆にたどっているわけだ。
その丘の上にあるのが、セント・オバンス大聖堂。
ロンドン近郊でも最も古い歴史を誇る教会堂の一つだ。
セント・オバンス大聖堂 St.Albans Cathedral
- AD 250年、古代ローマの街ヴェルラミウム(現在のセント・オバンスの街)に住んでいた聖アルバン St.Alban(今の街の名前のもとになった人物)が、当時は禁じられていたキリスト教の僧侶をかくまい、また自分もキリスト教に改宗したことにより首をはねられた。これがイギリスで最初のキリスト教徒の殉教と言われている。
- AD 793年、アングロ・サクソン系のマーシア王国の王オファの命により、聖アルバンのための教会がこの地に築かれた。古代ローマの廃墟の石材が利用された。
- AD 1115年、ノルマン人によって当時のイングランド最大の聖堂が築かれた。
- AD 12世紀前半、ニコラスという若者がセント・オバンスの修道院に入ることを希望したが、勉強不足を理由に拒絶された。しかし、彼はフランスで勉強し、AD 1153年には教皇ハドリアヌス4世となった。(つまり、一度や二度の受験失敗にくじけてはいけない !!)
- AD 1539.12.5、イングランド王ヘンリー8世の命により、セント・オバンスの修道院が解散させられた。
- AD 1553年、セント・オバンスの街の人々が、かつての修道院の建物を買い取り、教区教会として利用した。
- AD 1877年、大聖堂に昇格した。
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聖堂の中に入ると、人々がミサを行っていた。
その邪魔をしないように後ろの椅子に腰を降ろし、パイプ・オルガンと讃美歌に耳を傾ける。私は仏教徒だが、キリスト教の音楽には惹かれるものがある。
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