東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

パリに住んだ...つもりの 9 日間

パリ + ロワール・ノルマンディ・シャルトル
(フランス) 2000年9月



25. サン・ドニ聖堂を歩く

サン・ドニ聖堂の内部 いびつな形のサン・ドニ聖堂の中(右の画像)に入る。

ここを舞台の一つとして、革命前のフランス、中世フランスの歴史が展開してきた。

サン・ドニ聖堂の由縁

  • 西暦3世紀の後半、古代ローマ帝国支配下のパリには多くのイタリア系・ローマ系の人々が住んでいた。そこへ布教にやってきたのが、使徒パウロの弟子であるサン(聖)ドニ。

  • しかし、西暦250年のこと。聖ドニはパリのモンマルトルの丘で斬首されてしまった。首を落とされた彼は、自分の首を拾って歩き始めた。そして、現在のサン・ドニの地で力尽きた。

  • 敬虔なキリスト教徒は、その地に彼の墓を作った。その後、そこには教会が築かれた。

  • やがて西暦630年、メロヴィング朝フランクの王ダゴベールは、サン・ドニの地に聖堂を建てた。




ステンド・グラス さほど大きなものではないが、ステンド・グラス(右の画像)が美しい。

聖堂の奥の祭壇を取り囲むように、歴代のフランス王の墓碑が並んでいる。この聖堂は、歴史的にフランス王家の墓碑だったのだ。

王や王妃たちの墓碑を見て歩くことにしよう。(次のページ)

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索



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