東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

パリに住んだ...つもりの 9 日間

パリ + ロワール・ノルマンディ・シャルトル
(フランス) 2000年9月


23. 睡蓮の池(ジベルニー)

モネの庭の奥に進む。トンネルを抜けて道の向こう側に出る。サラサラと音を立てて流れるせせらぎ。その横にある小路をたどる。やがて見えてくる池には、たくさんの睡蓮(下の画像)。

睡蓮の池1

そう、この池を見ながら、画家モネは名画「睡蓮」を描いた。下の画像には、緑色の橋が写っている。

睡蓮の池2

この橋をモネは「ル・ポン・ジャポネ(日本橋)」と呼んだ。パリで万博が開催され、日本が出展したのを機に、日本ブームが起こっていた時代である。

再び庭を歩き、モネの家に戻る。その一角には土産物屋がある。多くの観光客が買い求めているのは、モネの絵が印刷された絵葉書。

私も数枚を買い求めた。今日はパリでのんびりしている奥サンへの土産である。そもそも、ここへ来たがっていたのは、私ではなく奥サンだったのだ。




パリに戻る

モネを家を出たところにタクシーが通りがかった。すぐに手を上げて車を停める。ヴァーノンの駅まで。料金は60フラン。

ヴァーノンの駅でパリに戻る列車の時刻を確認。少し時間がある。駅前のカフェで昼食。

2時57分発の列車に乗り込む。2階建ての列車。上の階の座席に腰を下ろす。ノルマンディの田園風景を楽しむことができる。これで天気が良ければ最高なんだけどねえ。

パリのアパルトマンに戻ったのが4時。少し遅れて帰ってきた奥サンと一緒に、近所のスーパーに買い物に出かけた。

日が暮れて7時半。よそ行きの格好で部屋を出る。地下鉄を乗り継ぎ、凱旋門近くのジョルジュ・サンク駅で下車。レストラン「ピエール・ガニエール」で夕食。(このレストランについては、このサイトのレストラン・ガイドの中にある「ピエール・ガニエール」のページを読んで下さいませ。)

【参考】都市別ツアー


【参考】ホテル検索



次のページ
前のページ

関連書籍

参考になる・・・かもしれない本を探してみました。(本の題名をクリックすれば詳細が表示されます。)




姉妹サイト 「イタリア三昧+マルタ」



イタリアとマルタに興味のある方は、姉妹サイト「イタリア三昧+マルタ」をチェックしてみてくださいね。ローマフィレンツェナポリピサアマルフィなどイタリア各地、マルタ島とゴゾ島の入門編聖ヨハネ騎士団にゆかりのマルタを尋ねた旅行記を集めました。


姉妹サイト 「ヨーロッパの歴史風景」



ヨーロッパに興味のある方は、この「ヨーロッパ三昧」の姉妹サイトである「ヨーロッパの歴史風景」(先史・古代編中世編近世編近代・現代編)にも行ってみてくださいね。


Copyright (c) 2000-2001 Tadaaki Kikuyama
All rights reserved
このサイトの画像 及び 文章などの複写・転用はご遠慮ください。