東西南北 春夏秋冬 ヨーロッパの旅

旅行記 「夏のプロヴァンス」 (フランス)

エクサン・プロヴァンス、ラヴェンダー、ヴァレンソール、ムスティエ、セナンク、ゴルド、マルセイユ

14. マルセイユでブイヤベース

プロヴァンスの街マルセイユの港に到着

岩山の上のゴルドの村を出て、ちょいと立ち寄ったのがラヴェンダー博物館。ヴァレンソールで満開のラヴェンダーの花を見たし、セナンクの修道院を取り囲むラヴェンダーの花も見た。今回はフランス南部プロヴァンス地方ならではのラヴェンダーの花がいっぱいの旅になったね。

そうそう、このラヴェンダー博物館のショップでお宝にめぐりあった。ガイドさんに教えてもらったんだけど、それがラヴェンダー・クリーム。風呂上りに肩に塗れば肩こりがやわらぐ。風邪をひいたら胸に塗れば呼吸が楽になる。これは優れものだったね。

フランス南部プロヴァンスの街マルセイユの港の風景

やがて到着したのがフランス南部の大都会マルセイユの港。それが上の画像だ。晴天の日曜日ということもあって、多くの人々が港あたりを歩いていたよ。

マルセイユの港のレストランでブイヤベース

港でバスを降り、ちょいと歩いて到着したのは、海辺のレストラン「ミシェル」という店。その店内の様子が下の画像だ。

フランス南部プロヴァンスの街マルセイユの港にあるレストラン「ミシェル」の店内

フランスの地中海の海辺に来て、それもマルセイユに来て、食べるのはもちろんブイヤベースに決まっているよね。この店はそのブイヤベースをメインにしているんだそうな。

プロヴァンスのワインを代表するバンドール

そのマルセイユのブイヤベースが来るまで、冷えたワインを楽しむ。私の大好きなバンドールのロゼ・ワインだ。冷やしてきりっと美味いんだ。空気が乾燥した夏のプロヴァンスには最適だよね。

フランス南部プロヴァンスの街マルセイユの港にあるレストラン「ミシェル」で飲んだバンドールのロゼ・ワイン

ちなみに、このバンドールのロゼ・ワインは、一昨日のディナーを楽しんだエクサン・プロヴァンスのレストラン「クロ・ド・ラ・ヴィオレット」でも飲んでいるんだけどね。なんせ好きだからね。ロンドンでもワイン・ショップなどで見かけると買っている。

ブイヤベースをマルセイユで食べた

やがて登場したブイヤベース。レストランのスタッフが皿に取り分けてくれた。フランスの地中海側に来たら、ましてやマルセイユで食事をするならば、一度はブイヤベースを食べたかったんだ。(マルセイユでブイヤベースを食べるのは二度目なんだけどね。)

フランス南部プロヴァンスの街マルセイユの港にあるレストラン「ミシェル」で食べたブイヤベース

ちなみに、上の画像でもわかるように、ブイヤベースは黄色いんだ。というのも、サフランをたっぷりと使っているからね。それから、ブイヤベースはスープとされているけど、まずは上の画像に見えるように煮た魚を食べる。その後で煮汁が出てくるのが、マルセイユでのブイヤベースの普通の食べ方なんだそうな。

ちなみに、マルセイユには、ブイヤベースについての最低限のルールもあるらしい。そのルールによれば、入れるべき魚などの種類にも制約がある。加熱具合にも決まりがある。ハーブの使い方も決められている。そんな最低限のルールを守った上で、レストランによってそれぞれの工夫をするらしい。もしマルセイユに何日か滞在するならば、いろいろな店のブイヤベースを食べ歩きしてみたいもんだね。


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