オリーブ農園に到着バスに揺られて眠り込んでしまった。家内にたたき起こされたのは16時半。バスを降りてツアーの皆さんについて歩く。
やがて眼にしたのは上の画像にあるオリーブの実。私たちが到着したのは、オリーブ農園だった。
オリーブの木々にこやかな農園の主人が無数のオリーブの木が並ぶ農場を案内してくれる。オリーブの木には、たくさんのオリーブの実がついている。
でも、オリーブの実を収獲するのは数ヶ月先のことなんだそうな。実は私はオリーブの実が大好き。家内が留守をする時、私一人の夕食はワインのボトル、チーズ、そしてオリーブの実だけだったりするくらいだ。(そんな時の朝食はバナナだけだったり。)
オリーブの横に鳩小屋続いて農園主が案内してくれたのが、下の画像にある石の塔だった。さて、これは何でしょうか、と質問すれば「世界不思議発見」になっちゃうんだけどね。
正解は鳩小屋なんだそうな。オリーブに鳩と来れば、まるで旧約聖書だね。箱舟に載ったノアが放した鳩は、オリーブの枝をくわえてノアのもとに戻ってきた。それを見てノアは洪水が治まったことを知ったわけだ。そんなわけで、鳩とオリーブはどちらも平和の象徴だったりするらしい。
オリーブ農園の売店で土産物いろいろでもね、農園主さん、悪魔ではないにしても、天使でもなかった。私たちが最後にたどり着いたのは、その農園の売店だった。買ったよ、いろいろと。なんせさっきのテーブルで飲んで食べて美味しかったからね。オリーブ・オイルもオリーブのピクルスも。ついでにオリーブの木で作ったキッチン用品もね。ま、旅を終えて自宅に戻った時の土産物の御開陳が下の画像だね。(ムスティエ・サント・マリーの陶器も写っている。)
ちなみに、オリーブの木で作ったキッチン用品・テーブル用品が面白かったね。オリーブの木は、高くは育たないけど、意外に横にはかなり大きくなるらしい。直径 3メートルを越える大木もあるんだそうな。古代ローマ帝国時代のニームの街に水を供給していたポン・デュ・ガール(水道橋)の近くで樹齢千年を越えるオリーヴの木を見たけど、確かに横に育っていたね。中年になってからの私のように ・・・ 。
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