ロレーヌ地方の中心都市ナンシーへヴォーバン堰の屋上からプチ・フランスを眺めてから、ストラスブール駅へと向かう。歩いて15分くらいの距離かな。まずはロレーヌ地方の中心都市ナンシーへの往復切符を買う。特急で一人164フラン(約3,300円)だった。駅のサンドイッチ・バーで買い込んだサラミのバゲットと卵サラダのバゲット、それに缶ビールを手に、12時10分発の列車に乗り込む。フランス国鉄のストのおかげで列車が間引き運転になっているから、かなりの混雑だ。 なんとか空席を見つけて腰を下ろし、買い込んで来たバゲットとビールで昼食をすませる。やがてアルザスを走りぬけた列車は、ロレーヌ地方の田園風景の中を走り始める。窓の外に広がる菜の花畑は鮮やかに黄色(下の画像)。
ブルゴーニュ公シャルル突進公の戦死全くの余談なんだけど、ナンシーの支配をめぐってロレーヌ公ルネ2世とブルゴーニュ公シャルル突進公とが、この地で戦っていたことがある。ロレーヌ公ルネ2世の軍には、アルザスやスイスの兵たちも加わっていた。対するブルゴーニュ公シャルル突進公の軍は多勢に無勢の状態。それでも突進するのがシャルル突進公だった。 その結果、ロレーヌの野においてブルゴーニュ公シャルル突進公は戦死し、栄光あるブルゴーニュ公家は断絶しちゃった。(その後の旧ブルゴーニュ公家の遺産に関しては、ハプスブルク家とフランス王家とが分割する結果になっている。) という余談はこれくらいにして、話を本筋に戻そう。 |
ナンシー派美術館へと急ぐロレーヌ地方の中心都市ナンシーに到着したのは1時半。帰りの列車の時刻をチェックしたところ、今日は3時半の列車だけ。時間が無い。フランス国鉄のストライキによる間引き運転が恨めしい。・・・と、恨みごとを言っても始まらない。駅前に並ぶタクシーに乗り込みナンシー派美術館へと急ぐ。走り始めたタクシーの運転手がナンシー観光のパンフレットを渡してくれた。なんと日本語だ。このナンシーまでやってくる日本人は少なくないんだと驚かされた。 ナンシー派美術館に見るエミール・ガレナンシー派美術館には、19世紀末に活躍したこの地方出身のアール・ヌーヴォーの芸術家の作品が展示されているんだ。その中でも中心となっているのは、なんといってもエミール・ガレ。私たちがこのナンシー派美術館へとやってきたのも、エミール・ガレの作品を見たかったからなんだ。(下の画像はナンシー派美術館で見ることの出来るエミール・ガレの作品の一つ。)
お土産もエミール・ガレ小さなナンシー派美術館だから、短い時間で全てを見て回ることが出来た。ちょっと急ぎ足だったけどね。最後に売店で土産物を買い込む。もちろん、御目当ての品はエミール・ガレの作品を取り上げたもの(例えば下の画像)だよね。
ついでだけど、エミール・ガレなどのアール・ヌーヴォーの作品は、フランスの首都パリにあるオルセー美術館でも見ることができるよ。 ナンシーからストラスブールへ駆け足で見て回ったナンシー派美術館。さて、ナンシーの駅まではどうやって戻るか。売店のお嬢さんに「タクシーを呼んでいただけませんか ??」と頼んでみる。快く承知してくれた。やがてナンシー派美術館の門の前からタクシーに乗り込み、ナンシー駅まで戻る。3時半発のはずの列車がやってきたのは4時。30分も待たされた。それもこれもフランス国鉄のストライキのせいだぞ !!
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